2010.01/01 [Fri]
サイトマップ
§Information§
<Update history>
2008/02/26
・Holiday spent with them10を更新
・心機一転というわけではないですが、テンプレートを変更してみました。
右上のタブがそれぞれ
------------------------------
左 :更新エントリ、コメントリスト等
中央:リンク集
右 :メールフォーム
------------------------------
上記のようになっています。
使い勝手が悪い部分もあるかもしれませんが、宜しくお願いします。
<当サイトの趣旨>
・長×キョンの甘々目指してるスペースです。
私の欲望を書き綴っているだけともいいます。
・他、インターフェース三人娘(長門有希、朝倉涼子、喜緑江美里)
登場させてます、お三方大好きです。
<今後の方針>
・基本まったり…ですが、2週に1度は最低限更新できたらいいな…と。
書ける時はもっとペースを上げていくと思いますが。
・リクエスト募集開始
こんな長キョンが読みたい!
または、インターフェース三人娘が見たい!
等のご要望がありましたら、コメント、メールフォーム、拍手等、
お気軽にメッセージ頂けると嬉しいです。
・イベント企画中…
イベントと言っても、個人のSSスペースなので
どれ程の事が出来るかはわかりませんが…。
・次回はHoliday spent with them11を更新予定。
・他作品も製作中…しばしお待ちください。
<サイト情報>
サイト名:I was snow that was danced and gotten off
(長いので、I was snow...でも結構です。サーチエンジンにそう登録してる事もありますので)
URL:http://wish1204.blog20.fc2.com/
管理人:サクヤ
<Update history>
2008/02/26
・Holiday spent with them10を更新
・心機一転というわけではないですが、テンプレートを変更してみました。
右上のタブがそれぞれ
------------------------------
左 :更新エントリ、コメントリスト等
中央:リンク集
右 :メールフォーム
------------------------------
上記のようになっています。
使い勝手が悪い部分もあるかもしれませんが、宜しくお願いします。
<当サイトの趣旨>
・長×キョンの甘々目指してるスペースです。
私の欲望を書き綴っているだけともいいます。
・他、インターフェース三人娘(長門有希、朝倉涼子、喜緑江美里)
登場させてます、お三方大好きです。
<今後の方針>
・基本まったり…ですが、2週に1度は最低限更新できたらいいな…と。
書ける時はもっとペースを上げていくと思いますが。
・リクエスト募集開始
こんな長キョンが読みたい!
または、インターフェース三人娘が見たい!
等のご要望がありましたら、コメント、メールフォーム、拍手等、
お気軽にメッセージ頂けると嬉しいです。
・イベント企画中…
イベントと言っても、個人のSSスペースなので
どれ程の事が出来るかはわかりませんが…。
・次回はHoliday spent with them11を更新予定。
・他作品も製作中…しばしお待ちください。
<サイト情報>
サイト名:I was snow that was danced and gotten off
(長いので、I was snow...でも結構です。サーチエンジンにそう登録してる事もありますので)
URL:http://wish1204.blog20.fc2.com/
管理人:サクヤ
- [No Tag]
2008.02/26 [Tue]
SS「Holiday spent with them10」
さて、2週間更新したいなーと言ってて、既に一ヶ月位経ちそうですね…まずはすみません。
▼追記の開閉
SS書こう、そうしよう!
と思っている矢先に仕事が入るのはもうデフォルトなのかもしれませんねぇ…。
今使っている環境に触れる機会がもう来月にはほとんどないので、
出来るものは終わらせてしまおうと言う事らしく。
また今月も休みがあんまり取れませんでしたよ、とほほ…;
さてさて、時間もようやく取れましたし、気を取り直していきましょうかー!
asakura505様>
そうですね〜、身内の皮被って出てこられたら、いい気分ではないですよねっ。
うーん、長門さんはほら、キョンレーダーがついてるからどんぴしゃのタイミングで出てこれるんですよw
とても、アニメ版朝倉さんとの勝負の時のような構図でした。
新しいテンプレの感想ありがとうございますー。
私もかなり気に入っているので、当分はこれで行こうかと。
なかなか時間が取れず、そちらにお邪魔することが出来ませんが;
また遊びに行きますので、その時はよろしくですよー。
しろっこ☆とジ・O様>
いやはや、私なんぞの復活を待ってくださって恐縮ですよ!
もちろん覚えてますよ〜、人生の負け組は嘘ですけどねっ。
これは紛れもない現実ですんで、ご心配なくw
本当に、こんなお目汚しを楽しみにして下さって、本当に感謝感謝ですよ〜。
私なんかがお力になれるようなら、とてもうれしく思います!
どうぞ、またこれから宜しくお願いします〜。
シェラ様>
はい、心機一転というわけではないですが、変えてみました〜。
気に入っていただけたでしょうか?
ありがとうございます、かなりマイペースでやらせてもらっていますw
はい、偽者ですのでご安心をっ。
朝倉さんの姿で襲うことで、心理的効果でも狙ったんじゃないでしょうかねぇ。
何にしても、やり口はいい方ではないですよね!
作者の私が言うのもなんですがw
キョン君が長門さんを守る立場に回る日は来るのかな?
毎々温かいお言葉ありがとうございます。
おかげさまで、今日も元気いっぱいです。
そして、拍手でメッセージを頂いたのですが。
申し訳ありません、web拍手のフォームは無料版を使っているので、
文字制限がかかっているのですよ…有料版にすれば増えるようですが。
お金も発生してしまうので、そちらは考えさせていただけると幸いです。
イラストについてですが…絵心がない私は、絵を描く事が出来なかったりします;
その分SSで頑張ろうと考えている次第なのですが…。
でもでも、絵描けたらいいな〜とは思っているので、
修行を積んで、描けるようになったら描きたいなと。
時間はかかりそうですが、気長にお待ち頂けると助かります。
両方ともすぐにお返事できず、申し訳ありませんm(_ _)m
さてさて、以下本文となります。
キョンのピンチに颯爽と登場した長門!
急進派の目的は一体?
勝負の行方は?
と言う感じで、いらないダイジェストですがw
今回も楽しんで頂ければ幸いですー。
では、どうぞ!
Holiday spent with them10
「…案外早かったのね、間一髪よ?」
朝倉の偽者は、そう言って不適に笑った。
確かに、長門がこの場に現れたのは予想とは外れている…
しかし、それでも余裕がある…そんな雰囲気だ。
長門相手にその様子だと、相当な自信があるらしい。
これだけの空間を操っているのだから、納得はいくものの…
忌々しい限りだ。
「邪魔よ、今からキョン君を殺すんだから」
キョン君…か、やれやれ。
どこの誰かも知らないやつに、そんな風に呼ばれたくないんだがね。
「もうそこらへんにしとけ、お前が朝倉じゃない事位、とっくにわかってる」
朝倉の偽者は、一瞬の驚愕の後に、すぐに笑みを浮かべた。
「何だ、ばれてたのか。ただの一般人だと思ってたのに」
なめてもらっちゃ困るね、これでもこの1年半、どれだけの事件に遭遇してると思ってんだ。
偽朝倉の顔は徐々に変形していき、先ほど鏡に映っていた忌々しい顔になった。
「正体を暴いた事は褒めてあげる。でも、あなた達が勝ってここから脱出する確率は限りなく0に近いわ」
「何故そう言いきれる?」
まるで、俺たちなど足元にも及ばないような言い方が気に食わず、俺は食ってかかる。
返ってくる言葉などは、大体予想は出来ていたが。
「ここは私の情報制御下だもの。ここから脱出するのですら苦戦してるあなた達に負ける気なんてしないわ」
以前の誰かさんと同じ様なことを言うやつだ。
だが知ってるか? そう言ってたやつは、負けてしまったんだぜ?
「私はぬかりないわよ、役立たずの朝倉とは違うからね」
俺の考えを見透かしたかのように、そう答えた。
だが…今のも聞き捨てならんな。
朝倉が役立たずだと? やはり、急進派ってのはいらなくなったらポイの集団なのか。
ますます嫌なやつらだぜ。
そう思い、反論でもしてやろうと思ったが…
「今の発言の撤回を要求する…」
そう静かに発したのは長門だ。
いつもと表情こそ変わらないように見えて、様子が違った。
「あなたの言う事を聞く義理なんてないわ、本当の事だもの」
「…もう一度言う」
確かに、長門のその瞳、声には…
「発言の撤回を要求する」
怒気が篭っていた。
それからは、両者とも睨みあったまま動かない。
それでいて、お互いにかなりの威圧感を感じ、俺は身動きできずにいた。
「二人共、無事!?」
沈黙を破ったのは、これまた聞きなれた声だった。
「…今度は本物だよな?」
少し自嘲気味にそう言ってみせる。
「…え? 本物って何の事?」
まあ、本人はその場に居合わせなかったんだから、その反応も当然だな。
何にせよ、今度は本物の、俺たちの朝倉だ。
先ほどの事も相まって、重度の安堵感と疲労感に襲われる。
俺はその場にへたってしまった。
「ちょっとキョン君!? 大丈夫?」
慌てて近寄ろうとする朝倉。しかしそれを阻む声。
「うるさいのが来たわね…この役立たず…」
朝倉はその声にぴたりと歩を止め、声の主を振り返る。
「…あなたは!」
「朝倉、知っているのか?」
朝倉は神妙な面持ちで、静かに頷いた。
それだけで、相手がただ者ではないなという事だけはわかった。
「彼女は、急進派の中でも上のクラスの端末よ。多分、私が仮に100人いたとしても勝てない…」
何だそりゃ…そんな反則的なやつが、何でわざわざ出てくるんだよ。
そんなに俺たちを殺したいのかよ、急進派ってのは。
「そうよ、あなた達じゃ話にならないの。例え今一緒にいる端末3人で挑んだって、勝負は見えてるもの」
自信過剰の嫌味な奴だ…俺はこの手のやつが大層嫌いだ。
だが、嫌いだからってどうにか出来る相手でもない。
朝倉の表情を見れば、そんなのは一目瞭然だしな。
「それと、こそこそ隠れてる穏健派の端末、出てきたら?」
「…お見通しと言うわけですか」
いつのまに忍び込んでいたのか、俺の横に喜緑さんが姿を現した。
きっと、情報なんたらスクリーンとかいうやつで隠れていたに違いない。
しかし、そのスクリーンってやつは、あらゆる情報操作の影響を受けないのではなかっただろうか?
「それだけ、相手が手ごわいと言う事ですよ」
一気に空気が険悪なものに変わっていく気がした。
この3人が束になっても敵わないって…一体どうしろってんだよ?
「とりあえず、腕を見せて下さい。治癒しますので」
そう言うと、喜緑さんは俺の腕に手をあてた。
白い温かい光に包まれたかと思うと、俺の腕からは見る見る傷が消えていく。
情報操作か…相変わらず、便利なもんだ。
だがまあ、そんな状況を黙って許してくれる相手でもなかったよな。
「私の許可なく勝手に動かないでちょうだい!」
急進派の端末が指をこちらに翳したかと思うと、光が指先に収束していく。
身の毛もよだつような、そんな感覚に包まれる…これは、かなりやばい…!
「喜緑さん、早く逃げ…!」
「…きゃ!?」
「キョン君! 江美里!」
俺が逃げろと喜緑さんに促そうとした刹那に、レーザーが放たれる。
光の速度だ、半端な速さじゃない。
朝倉がとっさに何かしようとしたのはわかったが、間に合わない…。
その強烈な光に、思わず目を瞑ってしまう。
放たれた瞬間にもう、貫かれたと死を覚悟した。
…しかし、痛みは一向にやってこない。
レーザーってのは、痛みすら感じさせずに殺せるものなのか?
そんな話は聞いたことないが。
恐る恐る目を開けてみる。
その視線の先には、驚愕の表情を浮かべる急進派の端末の姿があった。
体に触れてみる。どこも穴など開いていない。
何だ、不発だったのか?
何にせよ、俺たちは助かったようだ。
しかし、何故助かったのか、状況の整理が必要そうだ。
そう思い、目の前の急進派の端末を見やると、驚愕の表情が次第にイラついた表情へと変わっていく。
「何故、あなたがそれを使えるのかしら…?」
その視線が向いた先は…
「…あなたの思い通りにはさせない」
誰あろう、長門有希だった。
えーと、長門が何かしたのはわかったが、誰か解説出来るやついないかな…。
「驚いたわ、長門さん…」
「どういうことだ、朝倉よ?」
どうやら、一部始終を見ていたであろう朝倉に教示願おう。
「今の一瞬で長門さんは、急進派の端末と全く同じ事をやってのけたのよ」
あー…つまりどういう事だ?
「つまり、急進派の端末が放ったレーザーを、長門さんが同じく放ったレーザーで相殺したって事」
なるほど、理解はしたが…。
今さっき、急進派の端末も言っていたように、3人が束になっても敵わないような相手じゃなかったのだろうか?
「あなた達みたいなランクの低い端末如きに…私が負けるはずがないわ!」
そう叫んだかと思うと、急進派の端末は長門へと襲い掛かった。
それを長門は、静かに、しかし先ほどから消えない怒気の篭った鋭い視線を向けつつ、それに対峙した。
二人の姿が消えたかと思うと、何かを弾くような音と、斬撃音が空間内に鳴り響く。
恐らく、情報操作合戦ってとこだろう。
目にも留まらぬ速さではあるが、多分これは互角の勝負だ。
気を抜いた方がやられる、何となく俺にもそう分かった。
だが、やはり先ほどから疑問なのは、長門が互角に渡り合えていると言う事だろう。
「ただ単に、長門さんの能力値が以前取った物と違ったからじゃないのかしら…?」
確かに、朝倉の意見を正と取るのが妥当だろう。
しかし、ここに来た時は、長門もかなり苦戦を強いられていたそうじゃないか。
それを考えると、それだけでは説明がつかない。
「一つ、私が立てた仮説があります」
いつの間にか俺の腕の治療を再開していた喜緑さんがそう漏らした。
「仮説? 何です、それ?」
「長門さんが、情報統合思念体の進化の鍵になりつつある、と言う事ですよ」
…はい? イマイチ要領を得ないぞ…というか、全くわからないですって。
「長門さんは、この1年と少しの間で、感情と呼べる物が生まれましたよね?」
えぇ、今じゃ誰よりも人間味があるのは長門だと思ってますよ。
「今の長門さんは、明らかに『怒』の感情を露にしています。
何故そのような感情を持っているのか、おわかりですよね」
うーむ…差し詰め、朝倉を侮辱された事にご立腹ってところじゃないですか?
あれだけ、前言撤回しろって言ってましたし。
「う〜ん、30点ですね」
苦笑しながらそう言われてしまった。
残りの70点は一体何ですか?
「あなたですよ」
へ?俺?
「あなたを傷つけられた事が、長門さんにとって何よりも許せない事だったのだと思いますよ」
あぁ…そういえば、俺はさっきまで腕をやられてたんだっけな。
必死にもがいて見たり、長門が来てくれた嬉しさなんかもあって、すっかり忘れてしまっていた。
「うふふ…あなたらしいですね」
それは褒められたものなんですか?
「ええ、キョン君と長門さんがとても羨ましいわ」
朝倉まで…
「長門さんは、あなたを傷つけられた怒りと、あなたを守りたいという強い意思によって、
ここまで力が爆発的に出力されているのではないかと、考えているんですよ」
なるほど…喜緑さんの仮説は、あながち間違いじゃなさそうな気がしてきた。
長門にそこまで想われてるってのは、とても嬉しい事だ。
「それで、長門が鍵となりつつあるって言うのは、一体?」
「長門さんは、元々無表情、無感情であるよう創られました。
その代わり、普通の端末に比べたら、情報操作能力は秀でていたかもしれませんね」
あぁ、そうですね。何でこんな性格に創ったんだと、統合思念体に問い詰めたいところですが…。
「では、無表情無感情である事が、対有機生命体コンタクト用ヒューマノイドインターフェースのデフォルトだったとしたら?」
…すいません、全く意味がわかりません。もう少し分かりやすく説明して頂けるとありがたいです。
「ごめんなさい。そうね…例えば、パソコンのようなメモリーを持った媒体を思い浮かべて下さい。
それらは、データさえ入っていなければ空っぽ、何もない状態ですね?」
「ええ…それがどうかしましたか?」
「元々、インターフェースには表情や情報操作能力と言った物はないものとしましょう。
それらを行使出来るようになるために、そのメモリーの容量を使用しなければならない…と言えばわかるでしょうか?」
えーと、つまり…表情を得るにも、情報操作能力を得るためにも、決められたスペックの範囲内でないとダメ…って事ですかね?
「簡単に言えば、そう言う事ですね。私や朝倉さんは、初めから表情を得た状態で創られました。
言うなれば、私と朝倉さんはほぼ完成されたインターフェースとして創られたと言う事ですね」
はぁ、なるほど。とすると、長門は…
「ええ、あなたが考えているように、長門さんは情報操作にいくらかメモリを使用してはいますが、
表情や感情はほぼ0に等しく、言うなれば未完成のインターフェースと言う事になりますね」
未完成…って、何だか聞こえが悪いですが。
「では、何故統合思念体は、長門さんをその未完成の状態で創り出したのでしょう?
それは、長門さんがほとんど何もないところから、感情や表情などが生まれないか、観察する意味も込めての事だと言う事ですよ」
ふむ…その何もない状態から感情なんかが生まれたら、それは進化の鍵に繋がるというわけだ。
「統合思念体にとって、情報操作能力は大してメモリのかかるものではありません。
感情や表情と言うものは、統合思念体にはないもの。
それを擬似的にしろ作り出す方がどうしても容量をくうんですよ。
私達のようにほぼ完成されたインターフェースは、例え本当の感情などが生まれたとしても、
それを記憶するような容量があまりありません。
もとより、それを目的として創られたわけじゃないですし。
それに引き換え、長門さんは生まれ出た本物の感情や表情を
たくさん詰め込むことが出来る。いわば、それは"可能性"です。
私達インターフェース、統合思念体の希望といったところでしょうか」
また大層な話しですね。
しかし、哲学大好きな優男に比べても、喜緑さんの仮説の方がよっぽど信用出来るがね。
朝倉も静かに、それでいて納得したように頷いている。
「そして、その感情を得る事は、未だかつてどのインターフェースも成し得た事などありません。その感情から生まれる力と言うのは計り知れない。今の長門さんは、そんな力を持っているという事ですよ」
そんな喜緑さんの台詞に、もう一度あたりを見回す。
それに合わせるかのように、二人のインターフェースの姿も現れる。
驚いたことに、息を上げているのは急進派の端末の方だった。
「何故…!私は完成されたインターフェースなのよ!未完成であるあなたに負けるわけが…!」
「………自惚れないで」
長門が、相手の言葉を遮る。
「あなたは優秀、だから物事の良し悪しの区別もつくはず。今すぐ、この空間から開放する事を要求する」
「ダメよ!あなたたちを倒すか、私が倒れるか、どちらかしかないわ!」
「そう…」
長門が呟いたと思うと、長門から光が溢れ出した。
「…ごめんなさい」
それは徐々に広がっていき、光の波となって、俺たちを包んだ。
それは、俺たちを優しく、温かく包んでくれる慈愛の光だ。
そして、相手は…
「…ふふ、こんなの反則よ。勝てっこないじゃない」
情報連結解除…それと同様に、急進派の端末の体は少しずつ光の砂となり始めていた。
その表情は自嘲気味で、どこか納得のいったもののようだった。
「何故? あなたは、私が問いかけた瞬間にこうなる事は予測出来ていたはず」
「さあ、何ででしょうね? 敵に情けなんてかけてほしくなかったからかしら」
「そう…」
「あのね…敵にそうやって情けをかけているようじゃダメなのよ。残酷非道なやつらはいくらでもいるんだから。
自分たちの身を守ろうと思うなら、容赦はしちゃダメ」
…何だか、さっきとはうって変わって、潔いというかなんというか。
「まあ、急進派だからそういうやつらばかりとは限らないわ。
例えば、思念体の強行によって、こういう状況を作らざるをえない場合もあるわけだしね」
「てことは、まさかお前も…」
「ええ、私の意志で全てやったとは言いがたいわね」
何てこった…こいつも朝倉と同じ扱いを受けていたのか…。
「ああ、でも私は後悔してないわよ? 進化の可能性を見る事が出来たんだからね」
そこまで言った彼女は、もう顔だけしか残っていなかった。
「……私は…」
「気に病む必要はないわ。もし申し訳ないとか、そういう風に思うなら、そうね…私の分まで頑張ってちょうだい」
「…わかった」
「それと朝倉」
「え…何?」
「役立たずなんて言って悪かったわ、あなたの気持ちはわかってたから。
あなたはこの先、長門さんや彼のサポートをしっかりね。やれば出来る子なんだから」
「ええ、ありがとう…」
「穏健派の端末さん、あなたは二人のストッパーになってあげてね」
「…ええ、わかりました」
「…時間みたいね。それじゃあ、さよなら」
その言葉を最後に、急進派の彼女は光の塵となって消えた。
俺と、3人のインターフェースは、その様子をいつまでも見守っていた。
Holiday spent with them11に続く
長キョンの一言物申す+αα
以外な結末を迎えました〜と言う事で。
長門さんの設定など、色々考えましたねぇ。
辻褄の合うものになったのか…ちょっと心配です。
そして、長かった今作も次回がラストかな〜と考えています。
あまり期待せずにお待ちください〜。
SS書こう、そうしよう!
と思っている矢先に仕事が入るのはもうデフォルトなのかもしれませんねぇ…。
今使っている環境に触れる機会がもう来月にはほとんどないので、
出来るものは終わらせてしまおうと言う事らしく。
また今月も休みがあんまり取れませんでしたよ、とほほ…;
さてさて、時間もようやく取れましたし、気を取り直していきましょうかー!
asakura505様>
そうですね〜、身内の皮被って出てこられたら、いい気分ではないですよねっ。
うーん、長門さんはほら、キョンレーダーがついてるからどんぴしゃのタイミングで出てこれるんですよw
とても、アニメ版朝倉さんとの勝負の時のような構図でした。
新しいテンプレの感想ありがとうございますー。
私もかなり気に入っているので、当分はこれで行こうかと。
なかなか時間が取れず、そちらにお邪魔することが出来ませんが;
また遊びに行きますので、その時はよろしくですよー。
しろっこ☆とジ・O様>
いやはや、私なんぞの復活を待ってくださって恐縮ですよ!
もちろん覚えてますよ〜、人生の負け組は嘘ですけどねっ。
これは紛れもない現実ですんで、ご心配なくw
本当に、こんなお目汚しを楽しみにして下さって、本当に感謝感謝ですよ〜。
私なんかがお力になれるようなら、とてもうれしく思います!
どうぞ、またこれから宜しくお願いします〜。
シェラ様>
はい、心機一転というわけではないですが、変えてみました〜。
気に入っていただけたでしょうか?
ありがとうございます、かなりマイペースでやらせてもらっていますw
はい、偽者ですのでご安心をっ。
朝倉さんの姿で襲うことで、心理的効果でも狙ったんじゃないでしょうかねぇ。
何にしても、やり口はいい方ではないですよね!
作者の私が言うのもなんですがw
キョン君が長門さんを守る立場に回る日は来るのかな?
毎々温かいお言葉ありがとうございます。
おかげさまで、今日も元気いっぱいです。
そして、拍手でメッセージを頂いたのですが。
申し訳ありません、web拍手のフォームは無料版を使っているので、
文字制限がかかっているのですよ…有料版にすれば増えるようですが。
お金も発生してしまうので、そちらは考えさせていただけると幸いです。
イラストについてですが…絵心がない私は、絵を描く事が出来なかったりします;
その分SSで頑張ろうと考えている次第なのですが…。
でもでも、絵描けたらいいな〜とは思っているので、
修行を積んで、描けるようになったら描きたいなと。
時間はかかりそうですが、気長にお待ち頂けると助かります。
両方ともすぐにお返事できず、申し訳ありませんm(_ _)m
さてさて、以下本文となります。
キョンのピンチに颯爽と登場した長門!
急進派の目的は一体?
勝負の行方は?
と言う感じで、いらないダイジェストですがw
今回も楽しんで頂ければ幸いですー。
では、どうぞ!
Holiday spent with them10
「…案外早かったのね、間一髪よ?」
朝倉の偽者は、そう言って不適に笑った。
確かに、長門がこの場に現れたのは予想とは外れている…
しかし、それでも余裕がある…そんな雰囲気だ。
長門相手にその様子だと、相当な自信があるらしい。
これだけの空間を操っているのだから、納得はいくものの…
忌々しい限りだ。
「邪魔よ、今からキョン君を殺すんだから」
キョン君…か、やれやれ。
どこの誰かも知らないやつに、そんな風に呼ばれたくないんだがね。
「もうそこらへんにしとけ、お前が朝倉じゃない事位、とっくにわかってる」
朝倉の偽者は、一瞬の驚愕の後に、すぐに笑みを浮かべた。
「何だ、ばれてたのか。ただの一般人だと思ってたのに」
なめてもらっちゃ困るね、これでもこの1年半、どれだけの事件に遭遇してると思ってんだ。
偽朝倉の顔は徐々に変形していき、先ほど鏡に映っていた忌々しい顔になった。
「正体を暴いた事は褒めてあげる。でも、あなた達が勝ってここから脱出する確率は限りなく0に近いわ」
「何故そう言いきれる?」
まるで、俺たちなど足元にも及ばないような言い方が気に食わず、俺は食ってかかる。
返ってくる言葉などは、大体予想は出来ていたが。
「ここは私の情報制御下だもの。ここから脱出するのですら苦戦してるあなた達に負ける気なんてしないわ」
以前の誰かさんと同じ様なことを言うやつだ。
だが知ってるか? そう言ってたやつは、負けてしまったんだぜ?
「私はぬかりないわよ、役立たずの朝倉とは違うからね」
俺の考えを見透かしたかのように、そう答えた。
だが…今のも聞き捨てならんな。
朝倉が役立たずだと? やはり、急進派ってのはいらなくなったらポイの集団なのか。
ますます嫌なやつらだぜ。
そう思い、反論でもしてやろうと思ったが…
「今の発言の撤回を要求する…」
そう静かに発したのは長門だ。
いつもと表情こそ変わらないように見えて、様子が違った。
「あなたの言う事を聞く義理なんてないわ、本当の事だもの」
「…もう一度言う」
確かに、長門のその瞳、声には…
「発言の撤回を要求する」
怒気が篭っていた。
それからは、両者とも睨みあったまま動かない。
それでいて、お互いにかなりの威圧感を感じ、俺は身動きできずにいた。
「二人共、無事!?」
沈黙を破ったのは、これまた聞きなれた声だった。
「…今度は本物だよな?」
少し自嘲気味にそう言ってみせる。
「…え? 本物って何の事?」
まあ、本人はその場に居合わせなかったんだから、その反応も当然だな。
何にせよ、今度は本物の、俺たちの朝倉だ。
先ほどの事も相まって、重度の安堵感と疲労感に襲われる。
俺はその場にへたってしまった。
「ちょっとキョン君!? 大丈夫?」
慌てて近寄ろうとする朝倉。しかしそれを阻む声。
「うるさいのが来たわね…この役立たず…」
朝倉はその声にぴたりと歩を止め、声の主を振り返る。
「…あなたは!」
「朝倉、知っているのか?」
朝倉は神妙な面持ちで、静かに頷いた。
それだけで、相手がただ者ではないなという事だけはわかった。
「彼女は、急進派の中でも上のクラスの端末よ。多分、私が仮に100人いたとしても勝てない…」
何だそりゃ…そんな反則的なやつが、何でわざわざ出てくるんだよ。
そんなに俺たちを殺したいのかよ、急進派ってのは。
「そうよ、あなた達じゃ話にならないの。例え今一緒にいる端末3人で挑んだって、勝負は見えてるもの」
自信過剰の嫌味な奴だ…俺はこの手のやつが大層嫌いだ。
だが、嫌いだからってどうにか出来る相手でもない。
朝倉の表情を見れば、そんなのは一目瞭然だしな。
「それと、こそこそ隠れてる穏健派の端末、出てきたら?」
「…お見通しと言うわけですか」
いつのまに忍び込んでいたのか、俺の横に喜緑さんが姿を現した。
きっと、情報なんたらスクリーンとかいうやつで隠れていたに違いない。
しかし、そのスクリーンってやつは、あらゆる情報操作の影響を受けないのではなかっただろうか?
「それだけ、相手が手ごわいと言う事ですよ」
一気に空気が険悪なものに変わっていく気がした。
この3人が束になっても敵わないって…一体どうしろってんだよ?
「とりあえず、腕を見せて下さい。治癒しますので」
そう言うと、喜緑さんは俺の腕に手をあてた。
白い温かい光に包まれたかと思うと、俺の腕からは見る見る傷が消えていく。
情報操作か…相変わらず、便利なもんだ。
だがまあ、そんな状況を黙って許してくれる相手でもなかったよな。
「私の許可なく勝手に動かないでちょうだい!」
急進派の端末が指をこちらに翳したかと思うと、光が指先に収束していく。
身の毛もよだつような、そんな感覚に包まれる…これは、かなりやばい…!
「喜緑さん、早く逃げ…!」
「…きゃ!?」
「キョン君! 江美里!」
俺が逃げろと喜緑さんに促そうとした刹那に、レーザーが放たれる。
光の速度だ、半端な速さじゃない。
朝倉がとっさに何かしようとしたのはわかったが、間に合わない…。
その強烈な光に、思わず目を瞑ってしまう。
放たれた瞬間にもう、貫かれたと死を覚悟した。
…しかし、痛みは一向にやってこない。
レーザーってのは、痛みすら感じさせずに殺せるものなのか?
そんな話は聞いたことないが。
恐る恐る目を開けてみる。
その視線の先には、驚愕の表情を浮かべる急進派の端末の姿があった。
体に触れてみる。どこも穴など開いていない。
何だ、不発だったのか?
何にせよ、俺たちは助かったようだ。
しかし、何故助かったのか、状況の整理が必要そうだ。
そう思い、目の前の急進派の端末を見やると、驚愕の表情が次第にイラついた表情へと変わっていく。
「何故、あなたがそれを使えるのかしら…?」
その視線が向いた先は…
「…あなたの思い通りにはさせない」
誰あろう、長門有希だった。
えーと、長門が何かしたのはわかったが、誰か解説出来るやついないかな…。
「驚いたわ、長門さん…」
「どういうことだ、朝倉よ?」
どうやら、一部始終を見ていたであろう朝倉に教示願おう。
「今の一瞬で長門さんは、急進派の端末と全く同じ事をやってのけたのよ」
あー…つまりどういう事だ?
「つまり、急進派の端末が放ったレーザーを、長門さんが同じく放ったレーザーで相殺したって事」
なるほど、理解はしたが…。
今さっき、急進派の端末も言っていたように、3人が束になっても敵わないような相手じゃなかったのだろうか?
「あなた達みたいなランクの低い端末如きに…私が負けるはずがないわ!」
そう叫んだかと思うと、急進派の端末は長門へと襲い掛かった。
それを長門は、静かに、しかし先ほどから消えない怒気の篭った鋭い視線を向けつつ、それに対峙した。
二人の姿が消えたかと思うと、何かを弾くような音と、斬撃音が空間内に鳴り響く。
恐らく、情報操作合戦ってとこだろう。
目にも留まらぬ速さではあるが、多分これは互角の勝負だ。
気を抜いた方がやられる、何となく俺にもそう分かった。
だが、やはり先ほどから疑問なのは、長門が互角に渡り合えていると言う事だろう。
「ただ単に、長門さんの能力値が以前取った物と違ったからじゃないのかしら…?」
確かに、朝倉の意見を正と取るのが妥当だろう。
しかし、ここに来た時は、長門もかなり苦戦を強いられていたそうじゃないか。
それを考えると、それだけでは説明がつかない。
「一つ、私が立てた仮説があります」
いつの間にか俺の腕の治療を再開していた喜緑さんがそう漏らした。
「仮説? 何です、それ?」
「長門さんが、情報統合思念体の進化の鍵になりつつある、と言う事ですよ」
…はい? イマイチ要領を得ないぞ…というか、全くわからないですって。
「長門さんは、この1年と少しの間で、感情と呼べる物が生まれましたよね?」
えぇ、今じゃ誰よりも人間味があるのは長門だと思ってますよ。
「今の長門さんは、明らかに『怒』の感情を露にしています。
何故そのような感情を持っているのか、おわかりですよね」
うーむ…差し詰め、朝倉を侮辱された事にご立腹ってところじゃないですか?
あれだけ、前言撤回しろって言ってましたし。
「う〜ん、30点ですね」
苦笑しながらそう言われてしまった。
残りの70点は一体何ですか?
「あなたですよ」
へ?俺?
「あなたを傷つけられた事が、長門さんにとって何よりも許せない事だったのだと思いますよ」
あぁ…そういえば、俺はさっきまで腕をやられてたんだっけな。
必死にもがいて見たり、長門が来てくれた嬉しさなんかもあって、すっかり忘れてしまっていた。
「うふふ…あなたらしいですね」
それは褒められたものなんですか?
「ええ、キョン君と長門さんがとても羨ましいわ」
朝倉まで…
「長門さんは、あなたを傷つけられた怒りと、あなたを守りたいという強い意思によって、
ここまで力が爆発的に出力されているのではないかと、考えているんですよ」
なるほど…喜緑さんの仮説は、あながち間違いじゃなさそうな気がしてきた。
長門にそこまで想われてるってのは、とても嬉しい事だ。
「それで、長門が鍵となりつつあるって言うのは、一体?」
「長門さんは、元々無表情、無感情であるよう創られました。
その代わり、普通の端末に比べたら、情報操作能力は秀でていたかもしれませんね」
あぁ、そうですね。何でこんな性格に創ったんだと、統合思念体に問い詰めたいところですが…。
「では、無表情無感情である事が、対有機生命体コンタクト用ヒューマノイドインターフェースのデフォルトだったとしたら?」
…すいません、全く意味がわかりません。もう少し分かりやすく説明して頂けるとありがたいです。
「ごめんなさい。そうね…例えば、パソコンのようなメモリーを持った媒体を思い浮かべて下さい。
それらは、データさえ入っていなければ空っぽ、何もない状態ですね?」
「ええ…それがどうかしましたか?」
「元々、インターフェースには表情や情報操作能力と言った物はないものとしましょう。
それらを行使出来るようになるために、そのメモリーの容量を使用しなければならない…と言えばわかるでしょうか?」
えーと、つまり…表情を得るにも、情報操作能力を得るためにも、決められたスペックの範囲内でないとダメ…って事ですかね?
「簡単に言えば、そう言う事ですね。私や朝倉さんは、初めから表情を得た状態で創られました。
言うなれば、私と朝倉さんはほぼ完成されたインターフェースとして創られたと言う事ですね」
はぁ、なるほど。とすると、長門は…
「ええ、あなたが考えているように、長門さんは情報操作にいくらかメモリを使用してはいますが、
表情や感情はほぼ0に等しく、言うなれば未完成のインターフェースと言う事になりますね」
未完成…って、何だか聞こえが悪いですが。
「では、何故統合思念体は、長門さんをその未完成の状態で創り出したのでしょう?
それは、長門さんがほとんど何もないところから、感情や表情などが生まれないか、観察する意味も込めての事だと言う事ですよ」
ふむ…その何もない状態から感情なんかが生まれたら、それは進化の鍵に繋がるというわけだ。
「統合思念体にとって、情報操作能力は大してメモリのかかるものではありません。
感情や表情と言うものは、統合思念体にはないもの。
それを擬似的にしろ作り出す方がどうしても容量をくうんですよ。
私達のようにほぼ完成されたインターフェースは、例え本当の感情などが生まれたとしても、
それを記憶するような容量があまりありません。
もとより、それを目的として創られたわけじゃないですし。
それに引き換え、長門さんは生まれ出た本物の感情や表情を
たくさん詰め込むことが出来る。いわば、それは"可能性"です。
私達インターフェース、統合思念体の希望といったところでしょうか」
また大層な話しですね。
しかし、哲学大好きな優男に比べても、喜緑さんの仮説の方がよっぽど信用出来るがね。
朝倉も静かに、それでいて納得したように頷いている。
「そして、その感情を得る事は、未だかつてどのインターフェースも成し得た事などありません。その感情から生まれる力と言うのは計り知れない。今の長門さんは、そんな力を持っているという事ですよ」
そんな喜緑さんの台詞に、もう一度あたりを見回す。
それに合わせるかのように、二人のインターフェースの姿も現れる。
驚いたことに、息を上げているのは急進派の端末の方だった。
「何故…!私は完成されたインターフェースなのよ!未完成であるあなたに負けるわけが…!」
「………自惚れないで」
長門が、相手の言葉を遮る。
「あなたは優秀、だから物事の良し悪しの区別もつくはず。今すぐ、この空間から開放する事を要求する」
「ダメよ!あなたたちを倒すか、私が倒れるか、どちらかしかないわ!」
「そう…」
長門が呟いたと思うと、長門から光が溢れ出した。
「…ごめんなさい」
それは徐々に広がっていき、光の波となって、俺たちを包んだ。
それは、俺たちを優しく、温かく包んでくれる慈愛の光だ。
そして、相手は…
「…ふふ、こんなの反則よ。勝てっこないじゃない」
情報連結解除…それと同様に、急進派の端末の体は少しずつ光の砂となり始めていた。
その表情は自嘲気味で、どこか納得のいったもののようだった。
「何故? あなたは、私が問いかけた瞬間にこうなる事は予測出来ていたはず」
「さあ、何ででしょうね? 敵に情けなんてかけてほしくなかったからかしら」
「そう…」
「あのね…敵にそうやって情けをかけているようじゃダメなのよ。残酷非道なやつらはいくらでもいるんだから。
自分たちの身を守ろうと思うなら、容赦はしちゃダメ」
…何だか、さっきとはうって変わって、潔いというかなんというか。
「まあ、急進派だからそういうやつらばかりとは限らないわ。
例えば、思念体の強行によって、こういう状況を作らざるをえない場合もあるわけだしね」
「てことは、まさかお前も…」
「ええ、私の意志で全てやったとは言いがたいわね」
何てこった…こいつも朝倉と同じ扱いを受けていたのか…。
「ああ、でも私は後悔してないわよ? 進化の可能性を見る事が出来たんだからね」
そこまで言った彼女は、もう顔だけしか残っていなかった。
「……私は…」
「気に病む必要はないわ。もし申し訳ないとか、そういう風に思うなら、そうね…私の分まで頑張ってちょうだい」
「…わかった」
「それと朝倉」
「え…何?」
「役立たずなんて言って悪かったわ、あなたの気持ちはわかってたから。
あなたはこの先、長門さんや彼のサポートをしっかりね。やれば出来る子なんだから」
「ええ、ありがとう…」
「穏健派の端末さん、あなたは二人のストッパーになってあげてね」
「…ええ、わかりました」
「…時間みたいね。それじゃあ、さよなら」
その言葉を最後に、急進派の彼女は光の塵となって消えた。
俺と、3人のインターフェースは、その様子をいつまでも見守っていた。
Holiday spent with them11に続く
長キョンの一言物申す+αα
以外な結末を迎えました〜と言う事で。
長門さんの設定など、色々考えましたねぇ。
辻褄の合うものになったのか…ちょっと心配です。
そして、長かった今作も次回がラストかな〜と考えています。
あまり期待せずにお待ちください〜。
*CommentList
- [NoTitle] by Will I be
- はじめましてWillです
二月頃から楽しませてもらっております。
一通りSS読ませてもらいまさたが、
いい感じに甘目ですね、ツボです。
忙しそうですが、更新たのしみにしています。では×2
- [] by Will I be
- 待つこと一年
私Willは枯れてしまいそうです
- [No Tag]
2008.01/29 [Tue]
SS「Holiday spent with them9」
ようやく時間にゆとりが出来始めました。
▼追記の開閉
こうして更新出来ることの楽しさ。
そして、またこうやってSSを書く事が出来る嬉しさをひしひしと感じているサクヤです。
これだけ長い間放置という形になってしまったにもかかわらず、
温かいコメントを寄せて下さった読者の方々。
足跡を残してくださっている方々、本当にありがとうございます。
これから心機一転、頑張っていけたらいいなと思っていますので、
また温かく見守って頂けたら幸いです。
さて、最近の私はろくに時間も作れませんでしたが。
ようやくこうして少し時間が出来た気がするので、
色々と出来ていない事もやって行こうかと思っています。
まずはあれですかね、予約だけしといて届いても出来ずじまいなもの。
ハルヒの約束とらき☆すたがそれぞれゲームとして発売されましたので。
らき☆すたはハードがPS2なのもあり、なかなかスイッチを起動しないのですが。
約束は携帯ゲーム機なので、結構暇な時にちょこちょこっとプレイできたりします。
とりあえずは、長門さんのグッドEDだけはクリアしておきました。
なんというか…あれ見たら長門さんファン絶対増えますよね!?
私は涙腺弱くなってるので、思わず涙ぐんでしまいましたが…
それ位に、長門さんが健気でおいしい?役をもらってるかなと。
本来のEDはちゃんと当然用意されてはいますが、
私にとってはどうしたってこっちが本当のEDですからっ。
さて、コメントを頂いてるので、お返事コーナーですよ〜。
asakura505様>
ただいまです、ありがとうございます〜。
何だかお見苦しいところをお見せしてしまいましたが…
先日の電報も失礼致しました;
早速お読み頂き、ありがとうございます〜。
前回からだいぶ間が空いてしまったので、話しがわからなくなっちゃうんじゃと
少しひやひやものでもありましたが…楽しんで頂けた?なら何よりです。
朝倉さんの急な襲撃、果たしてどうしたことでしょう。
急進派もえげつないですねぇ、講義しまくっちゃってくださいw
asakura505さんも色々お忙しいようですが、お体にはお気をつけて〜。
またのお越しを、お待ちしております〜。
ゆっち様>
長い間お待ち頂き、ありがとうございます〜!
もう見捨てられたものかと思ってましたが…温かいお言葉に感謝感激ですよ〜。
確かに時間はなかったのですが、それを仕事のせいだから…
っていうのもあれかなとは思ってますけどね;
お気遣い本当にありがとうございます。
マイペースで、でも今回見たいな事にはもうならないように。
これからまた頑張りますので、宜しくお願いします〜。
毎度ご訪問頂き、ありがとうございます♪
シェラ様>
ただいま戻りました、そしてありがとうございます〜。
シェラさんもそういう経験があったのですか…
あれは本当に大変ですよねぇ…経験してみないと分からない事が色々と;
そうやって、理解して頂ける方がいるという事は幸せなことですよ〜。
大変、救われていますので♪
時間出来た時にちょこちょこと更新していきます〜。
いえいえ、気にしてくださるのはとても嬉しい事なのでw
期待にお応え出来る作品が作れるよう、努力しますね〜!
皆様、コメントありがとうございます。
今までも言っておりましたが、こうしてコメント頂いたり、
訪問して下さる事が本当に元気の源です。
サクヤは今日も皆様のおかげさまで元気でいられます。
さて、以下本編となります〜。
前回、朝倉さんの急な襲撃に驚きを隠せないキョン君。
朝倉さんの目的は一体。そして、キョン君はどうなってしまうのでしょうか。
では、どうぞ〜。
Holiday spent with them9
この状況を打開する術は、最早ないのだろうか…
朝倉を正気に戻させ、長門や喜緑さんとここを脱出する…
今となっては、甘い考えなのかもしれんが。
何分、朝倉とも一緒にいた時間が短いとは言いがたかった。
心のどこかで信じたい、万が一朝倉のいう事が本当だったとしても、
また朝倉が消えてしまうようなことになったりするのは嫌だとも思っている。
無論、俺自身や、長門たちが消えるのも嫌さ。
だが、どうしてこう現実は上手くいかないもんなのか。
混乱で頭が正常に働かないせいで、俺は2撃目を避ける事が出来なかった。
いや、正確にはかすった程度で済んだはずなのだが…。
「ぐぁっ…!」
「うふふ、かすっただけで済んだなんて思わないほうがいいわよ」
その通りだった。
ただ腕に斬撃がかすっただけなのに、俺の腕は熱を帯び、悲鳴を上げていた。
激痛が走り、腕を上げる事が出来ない。
「かすり傷だけでも、致命的だから気をつけたほうがいいわよ?」
そう、相変わらず表情を崩さずに歩み寄ってくる。
「あ、もう遅かったわね」
俺をあざ笑うかのように、からかうようにぽそりと呟いた。
朝倉は容赦なく俺へ近寄り…
腕を庇っていた俺は、次の攻撃をまともに受けた。
腹に思いっきり蹴りを入れられ、数十メートルは吹っ飛ばされた。
やばい…意識が朦朧としてきた。
ここで何もかも終わりなんだろうか…納得できないだろう、こんなのは…!
今目の前にいる朝倉が、誰か別の人物ならどれだけましだったことか…。
ん…別人?
ふと、俺の脳裏にある言葉が蘇る。
『言葉だけに囚われないで』
以前、長門に言われた言葉だ。
何故この言葉が思い起こされたのかはわからん。
だが、このタイミングでこんな台詞を思い出すって事は、何か意味があるとしか思えん。
…まさか、あれは朝倉の姿をした別人だとでも言いたいのか?
どこからどう見たって、朝倉その人にしか見えんが…。
だが、今の言葉を信じるとするなら、どうすればいい?
畜生、ずっと混乱しっぱなしの頭じゃ、ほとんど何も思いつかん。
そうしている間にも、朝倉は刻一刻と、俺に向かって歩を進めてくる。
今度つかまったら、終わりだろうな。
このまま大人しく殺されるのも癪だ…。
そう思い、あたりを見回してみる。
近くにあったのは、さっきの斬撃の衝撃で飛び散ったガラスの破片だ。
それを見て、ふと閃いた。もしかしたら、これで…。
思い立った俺は、ふらふらする体を何とか持ち上げ、行動に出る。
近くにあったガラスの破片を、闇雲に朝倉に向けて、俺は投げた。
「あら、悪あがき? みっともないなぁ…大人しく殺されてた方がいいのに」
うるさい…なんとしても、お前の正体を暴いてやるんだ。
もしもそれが上手くいかなかったら…いいや、そんな事考えてんじゃねぇよ俺!
無我夢中でガラスの破片を投げまくる俺だったが、朝倉は片手で全て跳ね除けてしまう。
「そんな攻撃、私に通用すると思ってるの? 学習能力がないのかしら…」
そうだろうね。俺だって、端からこんなもんでお前を倒せるだなんて思っちゃいないさ。
第一、俺の目的は別のところにあるんだからな。
いくつもの破片を投げつけているうちに、いくつかの破片は朝倉の足元へと散らばっている。
そうだ、それでいい。手元に残っているガラスは全て投げつくした。
そして、朝倉の足元にはいくつもの破片が散らばっている。
「悪あがきは終わった?」
あぁ、終わったさ。
だが、俺は悪あがきだとはちっとも思ってないがな。
そうだろ長門、それに朝倉。ちゃんと俺は、答えを見つけたぜ。
目の前にいる朝倉は、全くの別人だって事を見破れたんだからな。
鏡は真実を映す…
という言葉を聞いた事はないだろうか。
俺は元来、そんな陳腐な言葉を信じるような性格じゃないし、気にもしたことはない。
何故その事を思いついたのかは俺もわからない。
だが、思いついたことはやってみるもんだと思ったね。
俺の放った鏡(まあ、今回はガラスだが)は、しっかりと真実を映してくれていた。
何故都合よくそんな風になったかなんてのは知らん。
変な力が働いているせいかもしれんし、本当に偶然としか思えない。
だが、今はそんな事は気にしいる状況でもないしな。
目の前の人物の足元に散らばった鏡が映したのは、朝倉とは似ても似つかない、全くの別人だったんだからな…。
「じゃあ、もう終わりね」
やつの腕がゆっくり上がる。まるで、教室で襲われたことを再現するかのように。
そこまで真似てくるとは、悪趣味なやつらだぜ…。
人としてどうかと思うね…やつは人間ではないけどな。
しかし、このまま行けば俺は確実に殺されるんだろうな…。
だが、俺は自身のやるべき事はやったし…悔いがないといったら嘘になるが。
覚悟を決めなければならない時もあるんだろう。こんな理不尽なのは到底納得できんがね。
「死んで」
走り寄ってくる偽朝倉…俺は動けない…
さすがに終わった…かな…?
そう思った刹那の出来事だった。
もう俺の目前に偽朝倉が迫ってきた瞬間に。
爆音と共に、情報制御されていたであろう壁が吹き飛び…。
全く、込んだ演出だな…と思わざるを得なかった。
だがしかし、俺は嬉しさを隠すことは出来ない。
あの時の再現が如く、俺の目の前には…
「大丈夫…?」
小柄な天使が、俺の目の前に佇んでいたからな。
Holiday spent with them10に続く
長キョンの一言物申す+αα
そんなわけで、朝倉さんは偽者さんでした!
せっかく復活させた朝倉さんを、私が無碍に出来るわけもなく…
いえ、今回偽者だとしても、扱いは無碍だったかもしれませんが;
しかし、そこに颯爽と助けに入る長門さんにやはり痺れますねぇ。
キョンのヒーロー的存在じゃないでしょうか?(語弊はありますが)
立場的には、キョンがお姫様〜って扱いですよね〜。
もし性別が逆だったらそれはそれで萌え………
…はしないですね、うん。
こうして更新出来ることの楽しさ。
そして、またこうやってSSを書く事が出来る嬉しさをひしひしと感じているサクヤです。
これだけ長い間放置という形になってしまったにもかかわらず、
温かいコメントを寄せて下さった読者の方々。
足跡を残してくださっている方々、本当にありがとうございます。
これから心機一転、頑張っていけたらいいなと思っていますので、
また温かく見守って頂けたら幸いです。
さて、最近の私はろくに時間も作れませんでしたが。
ようやくこうして少し時間が出来た気がするので、
色々と出来ていない事もやって行こうかと思っています。
まずはあれですかね、予約だけしといて届いても出来ずじまいなもの。
ハルヒの約束とらき☆すたがそれぞれゲームとして発売されましたので。
らき☆すたはハードがPS2なのもあり、なかなかスイッチを起動しないのですが。
約束は携帯ゲーム機なので、結構暇な時にちょこちょこっとプレイできたりします。
とりあえずは、長門さんのグッドEDだけはクリアしておきました。
なんというか…あれ見たら長門さんファン絶対増えますよね!?
私は涙腺弱くなってるので、思わず涙ぐんでしまいましたが…
それ位に、長門さんが健気でおいしい?役をもらってるかなと。
本来のEDはちゃんと当然用意されてはいますが、
私にとってはどうしたってこっちが本当のEDですからっ。
さて、コメントを頂いてるので、お返事コーナーですよ〜。
asakura505様>
ただいまです、ありがとうございます〜。
何だかお見苦しいところをお見せしてしまいましたが…
先日の電報も失礼致しました;
早速お読み頂き、ありがとうございます〜。
前回からだいぶ間が空いてしまったので、話しがわからなくなっちゃうんじゃと
少しひやひやものでもありましたが…楽しんで頂けた?なら何よりです。
朝倉さんの急な襲撃、果たしてどうしたことでしょう。
急進派もえげつないですねぇ、講義しまくっちゃってくださいw
asakura505さんも色々お忙しいようですが、お体にはお気をつけて〜。
またのお越しを、お待ちしております〜。
ゆっち様>
長い間お待ち頂き、ありがとうございます〜!
もう見捨てられたものかと思ってましたが…温かいお言葉に感謝感激ですよ〜。
確かに時間はなかったのですが、それを仕事のせいだから…
っていうのもあれかなとは思ってますけどね;
お気遣い本当にありがとうございます。
マイペースで、でも今回見たいな事にはもうならないように。
これからまた頑張りますので、宜しくお願いします〜。
毎度ご訪問頂き、ありがとうございます♪
シェラ様>
ただいま戻りました、そしてありがとうございます〜。
シェラさんもそういう経験があったのですか…
あれは本当に大変ですよねぇ…経験してみないと分からない事が色々と;
そうやって、理解して頂ける方がいるという事は幸せなことですよ〜。
大変、救われていますので♪
時間出来た時にちょこちょこと更新していきます〜。
いえいえ、気にしてくださるのはとても嬉しい事なのでw
期待にお応え出来る作品が作れるよう、努力しますね〜!
皆様、コメントありがとうございます。
今までも言っておりましたが、こうしてコメント頂いたり、
訪問して下さる事が本当に元気の源です。
サクヤは今日も皆様のおかげさまで元気でいられます。
さて、以下本編となります〜。
前回、朝倉さんの急な襲撃に驚きを隠せないキョン君。
朝倉さんの目的は一体。そして、キョン君はどうなってしまうのでしょうか。
では、どうぞ〜。
Holiday spent with them9
この状況を打開する術は、最早ないのだろうか…
朝倉を正気に戻させ、長門や喜緑さんとここを脱出する…
今となっては、甘い考えなのかもしれんが。
何分、朝倉とも一緒にいた時間が短いとは言いがたかった。
心のどこかで信じたい、万が一朝倉のいう事が本当だったとしても、
また朝倉が消えてしまうようなことになったりするのは嫌だとも思っている。
無論、俺自身や、長門たちが消えるのも嫌さ。
だが、どうしてこう現実は上手くいかないもんなのか。
混乱で頭が正常に働かないせいで、俺は2撃目を避ける事が出来なかった。
いや、正確にはかすった程度で済んだはずなのだが…。
「ぐぁっ…!」
「うふふ、かすっただけで済んだなんて思わないほうがいいわよ」
その通りだった。
ただ腕に斬撃がかすっただけなのに、俺の腕は熱を帯び、悲鳴を上げていた。
激痛が走り、腕を上げる事が出来ない。
「かすり傷だけでも、致命的だから気をつけたほうがいいわよ?」
そう、相変わらず表情を崩さずに歩み寄ってくる。
「あ、もう遅かったわね」
俺をあざ笑うかのように、からかうようにぽそりと呟いた。
朝倉は容赦なく俺へ近寄り…
腕を庇っていた俺は、次の攻撃をまともに受けた。
腹に思いっきり蹴りを入れられ、数十メートルは吹っ飛ばされた。
やばい…意識が朦朧としてきた。
ここで何もかも終わりなんだろうか…納得できないだろう、こんなのは…!
今目の前にいる朝倉が、誰か別の人物ならどれだけましだったことか…。
ん…別人?
ふと、俺の脳裏にある言葉が蘇る。
『言葉だけに囚われないで』
以前、長門に言われた言葉だ。
何故この言葉が思い起こされたのかはわからん。
だが、このタイミングでこんな台詞を思い出すって事は、何か意味があるとしか思えん。
…まさか、あれは朝倉の姿をした別人だとでも言いたいのか?
どこからどう見たって、朝倉その人にしか見えんが…。
だが、今の言葉を信じるとするなら、どうすればいい?
畜生、ずっと混乱しっぱなしの頭じゃ、ほとんど何も思いつかん。
そうしている間にも、朝倉は刻一刻と、俺に向かって歩を進めてくる。
今度つかまったら、終わりだろうな。
このまま大人しく殺されるのも癪だ…。
そう思い、あたりを見回してみる。
近くにあったのは、さっきの斬撃の衝撃で飛び散ったガラスの破片だ。
それを見て、ふと閃いた。もしかしたら、これで…。
思い立った俺は、ふらふらする体を何とか持ち上げ、行動に出る。
近くにあったガラスの破片を、闇雲に朝倉に向けて、俺は投げた。
「あら、悪あがき? みっともないなぁ…大人しく殺されてた方がいいのに」
うるさい…なんとしても、お前の正体を暴いてやるんだ。
もしもそれが上手くいかなかったら…いいや、そんな事考えてんじゃねぇよ俺!
無我夢中でガラスの破片を投げまくる俺だったが、朝倉は片手で全て跳ね除けてしまう。
「そんな攻撃、私に通用すると思ってるの? 学習能力がないのかしら…」
そうだろうね。俺だって、端からこんなもんでお前を倒せるだなんて思っちゃいないさ。
第一、俺の目的は別のところにあるんだからな。
いくつもの破片を投げつけているうちに、いくつかの破片は朝倉の足元へと散らばっている。
そうだ、それでいい。手元に残っているガラスは全て投げつくした。
そして、朝倉の足元にはいくつもの破片が散らばっている。
「悪あがきは終わった?」
あぁ、終わったさ。
だが、俺は悪あがきだとはちっとも思ってないがな。
そうだろ長門、それに朝倉。ちゃんと俺は、答えを見つけたぜ。
目の前にいる朝倉は、全くの別人だって事を見破れたんだからな。
鏡は真実を映す…
という言葉を聞いた事はないだろうか。
俺は元来、そんな陳腐な言葉を信じるような性格じゃないし、気にもしたことはない。
何故その事を思いついたのかは俺もわからない。
だが、思いついたことはやってみるもんだと思ったね。
俺の放った鏡(まあ、今回はガラスだが)は、しっかりと真実を映してくれていた。
何故都合よくそんな風になったかなんてのは知らん。
変な力が働いているせいかもしれんし、本当に偶然としか思えない。
だが、今はそんな事は気にしいる状況でもないしな。
目の前の人物の足元に散らばった鏡が映したのは、朝倉とは似ても似つかない、全くの別人だったんだからな…。
「じゃあ、もう終わりね」
やつの腕がゆっくり上がる。まるで、教室で襲われたことを再現するかのように。
そこまで真似てくるとは、悪趣味なやつらだぜ…。
人としてどうかと思うね…やつは人間ではないけどな。
しかし、このまま行けば俺は確実に殺されるんだろうな…。
だが、俺は自身のやるべき事はやったし…悔いがないといったら嘘になるが。
覚悟を決めなければならない時もあるんだろう。こんな理不尽なのは到底納得できんがね。
「死んで」
走り寄ってくる偽朝倉…俺は動けない…
さすがに終わった…かな…?
そう思った刹那の出来事だった。
もう俺の目前に偽朝倉が迫ってきた瞬間に。
爆音と共に、情報制御されていたであろう壁が吹き飛び…。
全く、込んだ演出だな…と思わざるを得なかった。
だがしかし、俺は嬉しさを隠すことは出来ない。
あの時の再現が如く、俺の目の前には…
「大丈夫…?」
小柄な天使が、俺の目の前に佇んでいたからな。
Holiday spent with them10に続く
長キョンの一言物申す+αα
そんなわけで、朝倉さんは偽者さんでした!
せっかく復活させた朝倉さんを、私が無碍に出来るわけもなく…
いえ、今回偽者だとしても、扱いは無碍だったかもしれませんが;
しかし、そこに颯爽と助けに入る長門さんにやはり痺れますねぇ。
キョンのヒーロー的存在じゃないでしょうか?(語弊はありますが)
立場的には、キョンがお姫様〜って扱いですよね〜。
もし性別が逆だったらそれはそれで萌え………
…はしないですね、うん。
*CommentList
- [NoTitle] by asakura505
- いやー。ほっとしたー、という感じです。
朝倉さんの偽者なんて不届き千万ですねー。
それにしても長門、すばらしいタイミング。
しかし、あまりのタイミングの良さに、舞台袖で待ってた疑惑がw
それとページがシックな雰囲気で落ち着きます。
- [NoTitle] by しろっこ☆とジ・O
- サクヤさん復活キターーー!!
覚えてますかぁぁぁ!?人生の負け組 しろっこ☆とジ・Oですよぉぉ!!
またあなたの小説が読めるとは・・・夢!?とんでもないこれは現実だ!!
またこの荒んだ負け組に光を与えてください!!
- [NoTitle] by シェラ
- おお〜久々にpcでみにきたら 雰囲気がかわってるよ〜
のんびりがばりましょーー
偽者だったのね><安心安心〜
わざわざ朝倉の姿で襲うとはキョンをどうしたいんだー
長門さんまけるなーキョンも守られるだけじゃだめだぞ(ぁ
- [No Tag]
2008.01/22 [Tue]
長い旅から帰ってまいりました
ごめんなさい。
長い間留守にしてしまい、本当にごめんなさい。
長い間留守にしてしまい、本当にごめんなさい。
▼追記の開閉
この一言しかもうないですね。
ご心配してくれた方々や、
更新を楽しみにしてくれていた方には本当に申し訳ない気持ちで一杯です。
言い訳をさせていただくとですね…
前回の日記後、すぐに仕事先から要請がありまして。
長期出張してくれと。
まだまだ下っ端な私がそれに嫌と言えるわけもなく、出張が決まりまして。
結構間もなく出発しなければならないって事もあり、更新する事も出来ずじまいでした。
また、そのお仕事も少ない人数でこなさなければならず、
遅くまで仕事をする日が続きましたねぇ。
切羽詰った状況なので、他に何を出来るわけでもなく、3ヶ月程留守にしてました。
戻ってきてからも、残作業が溜まっていた事で整理がなかなか出来ず、
このようにかなりの間が空いてしまったにも関わらず、
何も挨拶できなかった事、お許し下さい。
今月まではまだ忙しいらしいので、こうして日記をつけられる時間が出来たのは
奇跡的かもしれないです。
と言っても、前回の日記でそのような事を言いつつ、
すぐ更新が途絶えてしまったので、信用もなくなってるかな〜と思っては居ますが。
まあ、そこは自業自得ですので、紳士に受け止めようかと。
そんな中でも、コメントを下さった方や、楽しみにして下さっている方がいる事を知り、
まだ捨てたもんじゃないのかなと、思えている状況です。
今後、暇を見つけられればまた再開していきたいなと思えてきているわけですが、
こんな大雑把で気まぐれなスペースでよろしければ、応援していただけると幸いです。
長くなりましたが、今までの分、そしてこれからの分、ご挨拶とさせて頂きます。
ちょっとブルーになっちゃったので、少しは前向きに行こうかと。
出張中でも時たま、ネタを考える時間はありましたので。
だいぶ遅くなりましたが、前回の続きの分を今日は置いて行きますね。
長門さんやキョン君たちが、異空間に吸い込まれてしまったお話しの続きです。
感想等も頂いてはいるのですが、それはまた後日でお願いします。
では、どうぞ。
Holiday spent with them8
目が覚めた時、俺は見知らぬ空間へ横たわっていた。
確か、長門たちと異空の穴へ飛び込んで…
その後の記憶がないな。
どうやら、長い事気を失っていたらしい。
あたりを見回すが、今ここに入るのはどうやら俺だけのようだ。
長門も喜緑さんもいない…どうやら、別々のところに飛ばされたらしい。
加えてここは、得体の知れない敵勢力の制限空間なわけだ。
長門たちで苦戦するような相手、俺1人でいたら危険極まりないわけで、不安が募るばかりだ。
俺には、何かアクションを起こされた時に対抗する手段なんざ、持ち合わせちゃいないからな。
情けない事だが、俺は平々凡々な人間なのさ。
そう自虐気味に考えたが、空しくなるだけなのでやめた。
とにかく、今は一刻も早く長門たちと合流しないといかんだろうな…
あいつら、無事だろうか?
そう考えていると、どこからともなく声が聞こえてくる。
「キョン君?」
それは、よく知った顔、知った声だった。
「お前…無事だったのか」
「私だって、ヒューマノイドインターフェースの端くれだもの。そう簡単にはやられないわよ?」
俺の目の前に姿を現したのは、朝倉涼子その人だった。
「そっか…無事で何よりだ」
俺は大きく溜息をついた。朝倉がここに吸い込まれた時は冷や汗ものだったからな。
「長門や喜緑さんは一緒じゃないのか?」
「ううん、彼女たちには会ってないわ」
そうか…一体どこにいるんだろうな。
早く長門たちと合流して、こんな空間からはさっさとおさらばしたいんだが。
「朝倉、長門たちの居場所は把握できたりしないのか?」
「ごめんなさい、強力なジャミング波のせいでわからないの…」
朝倉の表情が曇る。こいつも、姉妹の安否が心配なんだろう。
朝倉でもわからないとなると…この状況は相変わらず不利な事に相違ないな。
「じゃあ、仕方ない。じっとしてても仕方ないし、長門たちを探しに行こうぜ?」
俺の呼びかけに、しかし、朝倉は微動だにしない。
「おい、朝倉?」
その表情を覗き見るが…読み取ることは出来なかった。
「キョン君…その必要はなくなったの」
「…へ?」
必要がない…って、どういう意味だ?
顔を上げた朝倉の顔は、無邪気な笑顔だった。
何だ、長門や喜緑さんの居場所を把握できたか何かで、喜んでるのか?
だが、俺は何か違和感を感じていた。
何と言えばいいかはわからんがこう…デジャヴみたいなもんだな。
そもそもこの空間、朝倉、そして、いつか見たかに思える笑顔。
記憶の奥底に封印していた記憶が蘇って来る感覚…あの時だ…。
朝倉に襲われた時の事…
だが、今は朝倉は改心して…というか、元々そんな気はなかったみたいだし。
なのに、何故今俺はこうして、その記憶に頭の中を支配されているのか…。
そんなの、答えは簡単だった。
それ以前に、もっと早く気づくべきだったんだ。
まんまこの空間は、その時の再現だったんだからな…。
俺の考えを知ってか知らずか、朝倉は相変わらずの笑顔でこう言った。
「あなたには、ここで消えてもらうんだもの」
瞬間、間合いを詰めた朝倉が俺の目の前にいた。
「な…!」
身の危険を感じ、とっさに身を引く…と、そこには空間ごと切り裂かれたかのような亀裂が走っていた。
その手には、いつぞやのアーミーナイフ。
危なかった…コンマ1秒でも遅れていたら、俺は跡形もなく消されていたかもしれない。
混乱する頭を何とか回転させながら、朝倉と距離をとるために後退する。
しかし、一体何故だ…何故朝倉が、俺を襲ってくるのかがわからない。
「おい、待てって! 何かの冗談だろ? お前が俺を襲う理由がどこにあるってんだ!?」
俺の悲痛な叫びが空間内に木霊する。
目の前にナイフを手に襲ってくる人物…それを朝倉だと認めたくない。
だが、それを現実として突きつけられ、板ばさみにされている。
頭が痛くなってくる…何でまた、こんな事になっているんだ。
「あら、おめでたいのね」
朝倉の表情は変わらない。
嫌な考えばかりが俺の頭を支配していく。
「私は急進派に属していたのよ? あなたたちの油断を誘うために、あんな風に振舞っていたとしても、
何の不思議もないでしょ?」
何…だと? 嘘だろ…じゃあ、あの時の涙も嘘だって言うのか?
また戻ってこれてよかったってのも、全部偽りだって言うのか?
「任務遂行のためなら、それ位造作もない事でしょ? 騙される方が悪いのよ」
絶望…ただその2文字が、俺の頭を完全に支配した。
今までの事が走馬灯の如く俺の頭を駆け巡る。
だが、やはりそんな朝倉の言葉は信じられない…信じたくない。
一縷の希望だって残っているかもしれない…
「だが、今回は主流派に創られたと言っていたじゃないか!」
「急進派だって同じ統合思念体よ、プロテクトがかかっていたって、解除する事は可能だと思わない?」
俺はもう何も言えなかった。
何も考えられなかった。
ただ、一縷の希望すらも摘み取られてしまった。
今まさに俺は、目の前が真っ暗だった―――
Holiday spent with them9に続く
この一言しかもうないですね。
ご心配してくれた方々や、
更新を楽しみにしてくれていた方には本当に申し訳ない気持ちで一杯です。
言い訳をさせていただくとですね…
前回の日記後、すぐに仕事先から要請がありまして。
長期出張してくれと。
まだまだ下っ端な私がそれに嫌と言えるわけもなく、出張が決まりまして。
結構間もなく出発しなければならないって事もあり、更新する事も出来ずじまいでした。
また、そのお仕事も少ない人数でこなさなければならず、
遅くまで仕事をする日が続きましたねぇ。
切羽詰った状況なので、他に何を出来るわけでもなく、3ヶ月程留守にしてました。
戻ってきてからも、残作業が溜まっていた事で整理がなかなか出来ず、
このようにかなりの間が空いてしまったにも関わらず、
何も挨拶できなかった事、お許し下さい。
今月まではまだ忙しいらしいので、こうして日記をつけられる時間が出来たのは
奇跡的かもしれないです。
と言っても、前回の日記でそのような事を言いつつ、
すぐ更新が途絶えてしまったので、信用もなくなってるかな〜と思っては居ますが。
まあ、そこは自業自得ですので、紳士に受け止めようかと。
そんな中でも、コメントを下さった方や、楽しみにして下さっている方がいる事を知り、
まだ捨てたもんじゃないのかなと、思えている状況です。
今後、暇を見つけられればまた再開していきたいなと思えてきているわけですが、
こんな大雑把で気まぐれなスペースでよろしければ、応援していただけると幸いです。
長くなりましたが、今までの分、そしてこれからの分、ご挨拶とさせて頂きます。
ちょっとブルーになっちゃったので、少しは前向きに行こうかと。
出張中でも時たま、ネタを考える時間はありましたので。
だいぶ遅くなりましたが、前回の続きの分を今日は置いて行きますね。
長門さんやキョン君たちが、異空間に吸い込まれてしまったお話しの続きです。
感想等も頂いてはいるのですが、それはまた後日でお願いします。
では、どうぞ。
Holiday spent with them8
目が覚めた時、俺は見知らぬ空間へ横たわっていた。
確か、長門たちと異空の穴へ飛び込んで…
その後の記憶がないな。
どうやら、長い事気を失っていたらしい。
あたりを見回すが、今ここに入るのはどうやら俺だけのようだ。
長門も喜緑さんもいない…どうやら、別々のところに飛ばされたらしい。
加えてここは、得体の知れない敵勢力の制限空間なわけだ。
長門たちで苦戦するような相手、俺1人でいたら危険極まりないわけで、不安が募るばかりだ。
俺には、何かアクションを起こされた時に対抗する手段なんざ、持ち合わせちゃいないからな。
情けない事だが、俺は平々凡々な人間なのさ。
そう自虐気味に考えたが、空しくなるだけなのでやめた。
とにかく、今は一刻も早く長門たちと合流しないといかんだろうな…
あいつら、無事だろうか?
そう考えていると、どこからともなく声が聞こえてくる。
「キョン君?」
それは、よく知った顔、知った声だった。
「お前…無事だったのか」
「私だって、ヒューマノイドインターフェースの端くれだもの。そう簡単にはやられないわよ?」
俺の目の前に姿を現したのは、朝倉涼子その人だった。
「そっか…無事で何よりだ」
俺は大きく溜息をついた。朝倉がここに吸い込まれた時は冷や汗ものだったからな。
「長門や喜緑さんは一緒じゃないのか?」
「ううん、彼女たちには会ってないわ」
そうか…一体どこにいるんだろうな。
早く長門たちと合流して、こんな空間からはさっさとおさらばしたいんだが。
「朝倉、長門たちの居場所は把握できたりしないのか?」
「ごめんなさい、強力なジャミング波のせいでわからないの…」
朝倉の表情が曇る。こいつも、姉妹の安否が心配なんだろう。
朝倉でもわからないとなると…この状況は相変わらず不利な事に相違ないな。
「じゃあ、仕方ない。じっとしてても仕方ないし、長門たちを探しに行こうぜ?」
俺の呼びかけに、しかし、朝倉は微動だにしない。
「おい、朝倉?」
その表情を覗き見るが…読み取ることは出来なかった。
「キョン君…その必要はなくなったの」
「…へ?」
必要がない…って、どういう意味だ?
顔を上げた朝倉の顔は、無邪気な笑顔だった。
何だ、長門や喜緑さんの居場所を把握できたか何かで、喜んでるのか?
だが、俺は何か違和感を感じていた。
何と言えばいいかはわからんがこう…デジャヴみたいなもんだな。
そもそもこの空間、朝倉、そして、いつか見たかに思える笑顔。
記憶の奥底に封印していた記憶が蘇って来る感覚…あの時だ…。
朝倉に襲われた時の事…
だが、今は朝倉は改心して…というか、元々そんな気はなかったみたいだし。
なのに、何故今俺はこうして、その記憶に頭の中を支配されているのか…。
そんなの、答えは簡単だった。
それ以前に、もっと早く気づくべきだったんだ。
まんまこの空間は、その時の再現だったんだからな…。
俺の考えを知ってか知らずか、朝倉は相変わらずの笑顔でこう言った。
「あなたには、ここで消えてもらうんだもの」
瞬間、間合いを詰めた朝倉が俺の目の前にいた。
「な…!」
身の危険を感じ、とっさに身を引く…と、そこには空間ごと切り裂かれたかのような亀裂が走っていた。
その手には、いつぞやのアーミーナイフ。
危なかった…コンマ1秒でも遅れていたら、俺は跡形もなく消されていたかもしれない。
混乱する頭を何とか回転させながら、朝倉と距離をとるために後退する。
しかし、一体何故だ…何故朝倉が、俺を襲ってくるのかがわからない。
「おい、待てって! 何かの冗談だろ? お前が俺を襲う理由がどこにあるってんだ!?」
俺の悲痛な叫びが空間内に木霊する。
目の前にナイフを手に襲ってくる人物…それを朝倉だと認めたくない。
だが、それを現実として突きつけられ、板ばさみにされている。
頭が痛くなってくる…何でまた、こんな事になっているんだ。
「あら、おめでたいのね」
朝倉の表情は変わらない。
嫌な考えばかりが俺の頭を支配していく。
「私は急進派に属していたのよ? あなたたちの油断を誘うために、あんな風に振舞っていたとしても、
何の不思議もないでしょ?」
何…だと? 嘘だろ…じゃあ、あの時の涙も嘘だって言うのか?
また戻ってこれてよかったってのも、全部偽りだって言うのか?
「任務遂行のためなら、それ位造作もない事でしょ? 騙される方が悪いのよ」
絶望…ただその2文字が、俺の頭を完全に支配した。
今までの事が走馬灯の如く俺の頭を駆け巡る。
だが、やはりそんな朝倉の言葉は信じられない…信じたくない。
一縷の希望だって残っているかもしれない…
「だが、今回は主流派に創られたと言っていたじゃないか!」
「急進派だって同じ統合思念体よ、プロテクトがかかっていたって、解除する事は可能だと思わない?」
俺はもう何も言えなかった。
何も考えられなかった。
ただ、一縷の希望すらも摘み取られてしまった。
今まさに俺は、目の前が真っ暗だった―――
Holiday spent with them9に続く
*CommentList
- [] by asakura505
- おかえりなさいませ。
出張お疲れ様です。
早速読ませていただきました。
ハラハラ。
ハラハラ。
ま、まさか朝倉さんが、そんな。
とりあえず、急進派本部に抗議の電話を掛けておきますw
ではでは、またそのうちお邪魔します。
- [お久しぶりです。] by ゆっち
- 復活待ってました☆
お仕事の都合では仕方ないですよね。
私も気長に待ってますので、ゆっくり更新するペースでいいと思いますよ♪
- [] by みんな の プロフィール
- みんな の プロフィールは、アクセスアップをお手伝いするサイトです。
http://blog.livedoor.jp/grrfea/
より多くのひとに貴方のブログを見てもらえます。
- [] by シェラ
- おかえり〜
そしてお疲れさま(=^▽^=)
あぁなんてデジャブ(>_<)その状態を体験したことあるから仕事の大変さとか時間のなさとか 理解できるので時間がある時にちょっとづつがんばってください(^-^)/
き キョンよけろ〜
そして落ち着いて冷静になるんだ あいてをよくみれば道はひらける(ぁ
今まで言ったのと矛盾するかもしれないけど 続きがめがっさきになるにょろ(すいません浮気してまs…ワーナニヲスル ハ ハモノハ アブナイデスヨ
- [No Tag]
2007.10/07 [Sun]
SS「Holiday spent with them7」
連休の真ん中ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
▼追記の開閉
私はこの季節の変わり目さんに、何と!
風邪というものを頂きましたよ、わーい!
うれし…いわけがないですorz
連休だというのに、どこにも出かける事もなく、家で
じっとしている事の何と退屈なことか。
途中だるかったりでなかなかSSの進行状況も宜しくないですが、
元気な時に何とか搾り出してみた感じです。
皆さんのお気に召す作品になっていればいいなぁ…。
では、お返事から参りましょう!
asakura505さま>
定時ですか…懐かしい響きですねぇ。
そんな早く帰れたのは、1年目研修時期程度なもんですよねorz
浴衣…は今の時季には季節はずれちゃってるかもしれませんが、
これを書き始めたのが夏真っ盛りだったもので…
どうしても書きたくて書かせて頂いた次第でございます。
おぉ、なかなか素敵な同盟を結んでおられたのですねw
さて、朝倉さんはどうなってしまうのか…
wktkしながら見てやって頂けると嬉しいです〜。
更新待ってました。次の展開が楽しみです。>
もう、お待ち頂いきありがとうございますっていうのと、
お待たせしてしまい申し訳ありませんっていうのが…
しかし、こうしてコメント頂けた事、とても嬉しく思っていますよ!
これからちょこちょこペース取り戻して行ける事が今の切実な願いでしょうか…
頑張りますので、生暖かく見守って頂けると幸いですー。
復活おめでとうございます。仕事もサイトもがんばってください。>
復活…そうですねぇ、ずっと放置な形になってしまいましたし、
そう思われた方も多かったですよねぇ…本当に申し訳ありませんでした(汗
両立させられるように頑張ります、ありがとうございます!
新展開楽しみにしてます♪>
たまにはこういう刺激がないとあれかなーと思ったので、
突発的にやってみましたが、見事やっちゃったーな雰囲気ですね…w
しかし、楽しみにして頂けて光栄ですよー。
大した展開ではないかもしれませんが、楽しんで頂ければ嬉しいです。
一時期、本当にこのまま野放しにしてていいのだろうか…
このまま続けられないなら、やめたほうがいいんじゃないか?
と考えた時期もありましたが、こうしてコメントや拍手下さってる方の
お心遣いや期待(?)を裏切る事になるのはもっと嫌だなと思っていたので…
遅くはなってしまいましたが、継続という形をとらせて頂きました。
こうしてまた更新をする事が出来るのも、ご来訪下さっている
皆様のおかげです、本当にありがとうございます。
遅くなりましたが、ご挨拶とさせて頂きます。
そして、以下本編となります。
今までのほんわかな空気から一変、朝倉さんを襲う謎の空間。
朝倉さん、そしてキョン、長門、喜緑さんの命運やいかに。
では、どうぞー。
Holiday spent with them7
異空間の穴へ飛び込んだとかと思うと、
目の前には広大な荒野が広がっていた。
どこまでも続く荒野…他には何もない。
二つの人影を除いては。
一方は攻撃を仕掛け、もう一方はそれを何とか防いでいる。
前者は恐らく、この空間を作り出した者だと推測する。
そして後者は、シールドを展開して攻撃を防ぐ涼子に間違いなかった。
欲みると、足や手のあちこちに切り傷のようなものが確認できる。
敵の不意打ちにでもあったのだろうか、とっさに防ぐのが難しかったためだと思われる。
「うぅ…もう、力が…」
相手に相当消耗させられたらしく、今にも力尽きそうになる涼子。
バリアが段々と薄くなっている…危険。
そう思った瞬間には、涼子の展開していたバリアは消失してしまっていた。
好奇とばかりに、敵は槍状の一撃を涼子に放とうとしている。
私と江美里は、急ぎそれを阻止するために飛び出した。
しかし、無情にも一撃は放たれる…間に合うか…
瞬間、彼の言葉が脳裏をよぎった。
『お前が信じなくてどうする?』『大丈夫、信じるんだ』
そうだ、私が信じないで誰が信じるのだろう。
お願い…間に合って…
相手の一撃と、私たちが飛び込むのはほぼ同時だっただろうか…砂埃が巻き上がる。
敵の放った槍を掴んだ感触は確かにある。しかし、砂埃のせいで涼子の姿が確認できない。
徐々に砂埃が消えていく中、私は気が気ではなかったかもしれない。
万が一があったら…
でも、彼の言葉を信じているから…大丈夫、涼子は無事…
そう自分に言い聞かせる。
そして、目の前には…
涼子の眼前で停止している槍…
そして涼子の、怯えて目をぎゅっと瞑った顔が目に入った。
どうやら間に合った…私は、ひどく安堵した。
間一髪とは正にこのことだと思う。
「涼子、もう大丈夫」
そう、涼子に声をかける。
涼子はぎゅっと瞑っていた目をゆっくりと開き、私の姿を確認を確認すると
「うわぁぁぁん…」
泣きながら、私と江美里に飛びついてきた。
「私…本当に死んじゃうかと…もう、あんな思いは…嫌だよぉ…」
「朝倉さん、あなたは生きています、もう大丈夫ですよ」
「そう、私たちがついている。涼子を消失させるような事は、私たちがさせない」
「うん…ありがとう…二人が私の事助けてくれて、本当に嬉しい…」
泣きじゃくる涼子をなだめつつ、安全を確認した私たちは、この空間の主と対峙する。
「朝倉さんをこんな目に合わせるなんて…覚悟は出来ているのでしょうね?」
江美里は本気で怒っている…江美里が怒る事は滅多にない…
何故なら、自分の力が制御出来なくなるから。
でも、今回は話が別…私も江美里と変わらないから。
「…情報連結を解除する」
私たちは、主へと威圧をかける。
しかし、相手はただ黙って、そこに立ち尽くしているだけ。
「…行きますよ!」
言うが早いか、江美里は瞬時に相手の背後へと回りこむと、
その背中に掌底を叩き込む。
相手は反応出来ずにひるんだところを、私は素早く懐へ入り込み、高く蹴り上げる。
同時に江美里が宙を舞い、相手の腕を掴んだところで…
「情報連結、解除開始」
終わり。そう呟くと、空間の主は煌く粉となり、少しずつ消え始める。
想像以上にあっけない。
江美里と私の連携には敵わなかったと言う事だろうか…
それにしては、何か府に落ちない。
そう思った瞬間に、主が不適な笑みを浮かべ始めた。
そして、私たちをあざ笑うかのごとく、こう発言した。
「…このままいけば、お前たちの負けだ」
「何を言っているのです? 負け惜しみですか?」
江美里の言葉にも、主は不適な笑みを浮かべたまま表情を崩さない。
主の意図がわからない…一体何を考えているのか。
「私の派閥は急進派だ…これがどういう意味か、お前らなら分かるだろう?」
私ははっとした。
涼子を助ける事でいっぱいだったが…彼はどうしただろうか。
急進派の狙いが以前と変わっていないのであるとすれば、一番危険なのは…
その彼が、今この場にいない。
もちろん、異空間の穴へは入らずに、外で待機している可能性もある。
でも、主のこの言い様は、私の不安を募らせるばかりだ…
「まさか…あなたは囮?」
「そういう事になる。私たち急進派の狙いは、今も変わらず
涼宮ハルヒの鍵を壊し、涼宮ハルヒの出方をみる事にある。
ただ、頃合を見計らっていただけだ」
迂闊だった…そんな事態など、なる可能性は予測できていたはずだった。
しかし、ここ最近は何事もない日々が続き、私たちの警戒が少しでも薄れてしまった…
そこを狙われたという事…
「パーソナルネーム、朝倉涼子を拉致したのは初めからこうするためだった。無論、裏切り者をここで始末できれば、それも都合がよかったのだがな」
そう言いつつ、涼子を睨む目つきに変わった主のそれは、
裏切り者に対する憎しみが大きく燃え上がっている目だった。
怯える涼子の前に立ち、私は主に問いかける。
「彼はどこ?」
「教えると思うのか?せいぜい頑張って探すといい。そして、絶望するがいい…」
主は、最後まで不適な笑みを浮かべたまま、粉となって消滅した。
彼の居場所はわからない…しかし、一刻の猶予もない。
必ず…私が見つけ出すから…それまでどうか、生きていて…
私は絶対に、最後まで諦めないから…
私の意志が読んで取れたのか、江美里も…そして涼子も。
私の顔を見て、微笑みながら頷いてくれた。
「行きましょう!私たちも、絶対に諦めません」
「私のせいでこうなっちゃったんだもの…キョン君を絶対に見つけ出しましょう!」
私たちは、果て無き荒野を走り出す。
彼を取り戻すために…
Holiday spent with them8に続く
長キョンの一言物申す+αα
私はこの季節の変わり目さんに、何と!
風邪というものを頂きましたよ、わーい!
うれし…いわけがないですorz
連休だというのに、どこにも出かける事もなく、家で
じっとしている事の何と退屈なことか。
途中だるかったりでなかなかSSの進行状況も宜しくないですが、
元気な時に何とか搾り出してみた感じです。
皆さんのお気に召す作品になっていればいいなぁ…。
では、お返事から参りましょう!
asakura505さま>
定時ですか…懐かしい響きですねぇ。
そんな早く帰れたのは、1年目研修時期程度なもんですよねorz
浴衣…は今の時季には季節はずれちゃってるかもしれませんが、
これを書き始めたのが夏真っ盛りだったもので…
どうしても書きたくて書かせて頂いた次第でございます。
おぉ、なかなか素敵な同盟を結んでおられたのですねw
さて、朝倉さんはどうなってしまうのか…
wktkしながら見てやって頂けると嬉しいです〜。
更新待ってました。次の展開が楽しみです。>
もう、お待ち頂いきありがとうございますっていうのと、
お待たせしてしまい申し訳ありませんっていうのが…
しかし、こうしてコメント頂けた事、とても嬉しく思っていますよ!
これからちょこちょこペース取り戻して行ける事が今の切実な願いでしょうか…
頑張りますので、生暖かく見守って頂けると幸いですー。
復活おめでとうございます。仕事もサイトもがんばってください。>
復活…そうですねぇ、ずっと放置な形になってしまいましたし、
そう思われた方も多かったですよねぇ…本当に申し訳ありませんでした(汗
両立させられるように頑張ります、ありがとうございます!
新展開楽しみにしてます♪>
たまにはこういう刺激がないとあれかなーと思ったので、
突発的にやってみましたが、見事やっちゃったーな雰囲気ですね…w
しかし、楽しみにして頂けて光栄ですよー。
大した展開ではないかもしれませんが、楽しんで頂ければ嬉しいです。
一時期、本当にこのまま野放しにしてていいのだろうか…
このまま続けられないなら、やめたほうがいいんじゃないか?
と考えた時期もありましたが、こうしてコメントや拍手下さってる方の
お心遣いや期待(?)を裏切る事になるのはもっと嫌だなと思っていたので…
遅くはなってしまいましたが、継続という形をとらせて頂きました。
こうしてまた更新をする事が出来るのも、ご来訪下さっている
皆様のおかげです、本当にありがとうございます。
遅くなりましたが、ご挨拶とさせて頂きます。
そして、以下本編となります。
今までのほんわかな空気から一変、朝倉さんを襲う謎の空間。
朝倉さん、そしてキョン、長門、喜緑さんの命運やいかに。
では、どうぞー。
Holiday spent with them7
異空間の穴へ飛び込んだとかと思うと、
目の前には広大な荒野が広がっていた。
どこまでも続く荒野…他には何もない。
二つの人影を除いては。
一方は攻撃を仕掛け、もう一方はそれを何とか防いでいる。
前者は恐らく、この空間を作り出した者だと推測する。
そして後者は、シールドを展開して攻撃を防ぐ涼子に間違いなかった。
欲みると、足や手のあちこちに切り傷のようなものが確認できる。
敵の不意打ちにでもあったのだろうか、とっさに防ぐのが難しかったためだと思われる。
「うぅ…もう、力が…」
相手に相当消耗させられたらしく、今にも力尽きそうになる涼子。
バリアが段々と薄くなっている…危険。
そう思った瞬間には、涼子の展開していたバリアは消失してしまっていた。
好奇とばかりに、敵は槍状の一撃を涼子に放とうとしている。
私と江美里は、急ぎそれを阻止するために飛び出した。
しかし、無情にも一撃は放たれる…間に合うか…
瞬間、彼の言葉が脳裏をよぎった。
『お前が信じなくてどうする?』『大丈夫、信じるんだ』
そうだ、私が信じないで誰が信じるのだろう。
お願い…間に合って…
相手の一撃と、私たちが飛び込むのはほぼ同時だっただろうか…砂埃が巻き上がる。
敵の放った槍を掴んだ感触は確かにある。しかし、砂埃のせいで涼子の姿が確認できない。
徐々に砂埃が消えていく中、私は気が気ではなかったかもしれない。
万が一があったら…
でも、彼の言葉を信じているから…大丈夫、涼子は無事…
そう自分に言い聞かせる。
そして、目の前には…
涼子の眼前で停止している槍…
そして涼子の、怯えて目をぎゅっと瞑った顔が目に入った。
どうやら間に合った…私は、ひどく安堵した。
間一髪とは正にこのことだと思う。
「涼子、もう大丈夫」
そう、涼子に声をかける。
涼子はぎゅっと瞑っていた目をゆっくりと開き、私の姿を確認を確認すると
「うわぁぁぁん…」
泣きながら、私と江美里に飛びついてきた。
「私…本当に死んじゃうかと…もう、あんな思いは…嫌だよぉ…」
「朝倉さん、あなたは生きています、もう大丈夫ですよ」
「そう、私たちがついている。涼子を消失させるような事は、私たちがさせない」
「うん…ありがとう…二人が私の事助けてくれて、本当に嬉しい…」
泣きじゃくる涼子をなだめつつ、安全を確認した私たちは、この空間の主と対峙する。
「朝倉さんをこんな目に合わせるなんて…覚悟は出来ているのでしょうね?」
江美里は本気で怒っている…江美里が怒る事は滅多にない…
何故なら、自分の力が制御出来なくなるから。
でも、今回は話が別…私も江美里と変わらないから。
「…情報連結を解除する」
私たちは、主へと威圧をかける。
しかし、相手はただ黙って、そこに立ち尽くしているだけ。
「…行きますよ!」
言うが早いか、江美里は瞬時に相手の背後へと回りこむと、
その背中に掌底を叩き込む。
相手は反応出来ずにひるんだところを、私は素早く懐へ入り込み、高く蹴り上げる。
同時に江美里が宙を舞い、相手の腕を掴んだところで…
「情報連結、解除開始」
終わり。そう呟くと、空間の主は煌く粉となり、少しずつ消え始める。
想像以上にあっけない。
江美里と私の連携には敵わなかったと言う事だろうか…
それにしては、何か府に落ちない。
そう思った瞬間に、主が不適な笑みを浮かべ始めた。
そして、私たちをあざ笑うかのごとく、こう発言した。
「…このままいけば、お前たちの負けだ」
「何を言っているのです? 負け惜しみですか?」
江美里の言葉にも、主は不適な笑みを浮かべたまま表情を崩さない。
主の意図がわからない…一体何を考えているのか。
「私の派閥は急進派だ…これがどういう意味か、お前らなら分かるだろう?」
私ははっとした。
涼子を助ける事でいっぱいだったが…彼はどうしただろうか。
急進派の狙いが以前と変わっていないのであるとすれば、一番危険なのは…
その彼が、今この場にいない。
もちろん、異空間の穴へは入らずに、外で待機している可能性もある。
でも、主のこの言い様は、私の不安を募らせるばかりだ…
「まさか…あなたは囮?」
「そういう事になる。私たち急進派の狙いは、今も変わらず
涼宮ハルヒの鍵を壊し、涼宮ハルヒの出方をみる事にある。
ただ、頃合を見計らっていただけだ」
迂闊だった…そんな事態など、なる可能性は予測できていたはずだった。
しかし、ここ最近は何事もない日々が続き、私たちの警戒が少しでも薄れてしまった…
そこを狙われたという事…
「パーソナルネーム、朝倉涼子を拉致したのは初めからこうするためだった。無論、裏切り者をここで始末できれば、それも都合がよかったのだがな」
そう言いつつ、涼子を睨む目つきに変わった主のそれは、
裏切り者に対する憎しみが大きく燃え上がっている目だった。
怯える涼子の前に立ち、私は主に問いかける。
「彼はどこ?」
「教えると思うのか?せいぜい頑張って探すといい。そして、絶望するがいい…」
主は、最後まで不適な笑みを浮かべたまま、粉となって消滅した。
彼の居場所はわからない…しかし、一刻の猶予もない。
必ず…私が見つけ出すから…それまでどうか、生きていて…
私は絶対に、最後まで諦めないから…
私の意志が読んで取れたのか、江美里も…そして涼子も。
私の顔を見て、微笑みながら頷いてくれた。
「行きましょう!私たちも、絶対に諦めません」
「私のせいでこうなっちゃったんだもの…キョン君を絶対に見つけ出しましょう!」
私たちは、果て無き荒野を走り出す。
彼を取り戻すために…
Holiday spent with them8に続く
長キョンの一言物申す+αα
*CommentList
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- [No Tag]
2007.10/02 [Tue]
SS「Holiday spent with them6」
またまたお久しぶりとなってしまいましたが、
皆様いかがお過ごしでしょうか?
皆様いかがお過ごしでしょうか?
▼追記の開閉
前回ジョブが落ち着いてから1週間経ってしまいましたが、
身の回りの整理とか、私用も色々入っていたらまた時間が
なくなってしまうという始末…そろそろ本腰入れなければ!
そんなわけで、ちょくちょく再開して参ろうと思う次第です。
そんな間にもコメントを下さった皆様、ご心配してくださった皆様、
本当に申し訳ありませんでした、そしてありがとうございます!
こんな怠惰な筆者と、不定期更新な当サイトですが、
暖かい目で見守ってくださると幸いですー。
では、お返事から参ります。
しろっこ☆とジ・O さま>
ようこそいらっしゃいませー。
まだ内容が少ないので、おもてなし出来る体制ではないですが(汗
悶えてくださったなら光栄でっすよー。
甘々なSSでにやけ悶えて頂くのが目的ですからw
いやいやー、私より全然いいSSを書かれるSS書きさんもいらっしゃると
思いますが…そう言って頂けてとても嬉しいです!
ありがとうございまーす!
お仕事忙しい…を理由にしたらあれなのでしょうが、
精一杯頑張りますので、宜しくお願いしますー。
よろしければ、またおいでくださいませー。
シェラさま>
いえいえ、もう私があまりにも更新してないばかりに、
申し訳ない気持ちでいっぱいですよー(汗
どうぞどうぞ、ご自分の家(?)だと思って自由にしちゃってくださいw
いやいや、そんな褒めすぎですってー、何も出てきませんよっ(ぁ
おやおや、シェラさんも大変そうですね(汗
そう言っていただけると、とても助かりますー。
無理のないペースで、頑張りますね!
これからもよろしくしていただきたいです〜。
asakura505さま>
ご無沙汰しておりますー、その節はどうもw
asakura505さんも切羽詰ってきましたか…大変ですねぇ(汗
お互い大変ですが、頑張りましょう!
asakura505にも、その言葉を送らせていただきましょうw
またよろしくお願いしますー。
せっかく頂いたコメなので、しっかり返信させていただきます(´ω`)r
がんばってo(^-^)o
ありがとうございますっ。
その一言にどれだけ救われる事か…まだまだ頑張れそうですよー!
止まない雨はない、ということらしいです。頑張ってください。
正に、その通りですねー。
時間はかかりましたが、ようやく雨は止んだかな?
と言う感じです。これからまた頑張ってやっていきますー。
更新頑張ってください (^-^)/~
ありがとうございます、ようやく更新へとこぎつける事ができました!
これから少しでも更新ペース上げないと…頑張っていきますねー。
たくさんのコメ、拍手をありがとうございます。
覗く機会は何度もあったのですが、しっかり更新も出来ないのに
申し訳ないなと思っていたので…。
こうしてようやくお返事返せて、本当に嬉しいです!
さて、以下本編となります。
とはいっても、まだまだ内容は薄い気はしますが…(汗
今回は急展開です、刺激を求めてみようかとw
皆様に少しでも楽しんでいただければ幸いです。
では、どうぞー。
Holiday spent with them6
昼食を終えた俺たちは、これからまた買い物に行く事になった。
3人は浴衣が欲しいらしい。
何故浴衣なのかと言うと、今夜は近所で花火大会があるらしいので、
彼女等も女の子らしく浴衣を着て参加したいとの事だからだ。
この3人の浴衣か…
きっとすごく似合っているに違いない。
何せ、端から見りゃ、最高ランク級の可愛さらしいからな。
いや、俺も実際そう思うが、どこかのイエスマンのように
すらすらと恥ずかしいセリフはでてこないし、柄でもないしな。
「とてもよいお店があるんですよ」
「へぇ〜、いい浴衣があればいいわね」
「楽しみ」
3人は本当に楽しそうに談笑をしている。
この姉妹のような3人を見ていると心が和むよな、本当にさ。
出来ることなら、この幸せであろう日常が続く事を願いたい。
彼女等が普通の女の子として過ごせる日常をな。
だが、その平穏を許してくれないやつは少なからずいるようだ。
買い出し先で、まさかそんな事態に遭遇すると、誰が想像できただろうか。
長門宅を出発し、駅前近くまで歩くこと20分。
その間、俺たちは他愛もない会話をしつつ、ゆっくりとお目当ての店へ向かっていた。
「江美里、後どれくらいなの?」
「もう少し先の角を曲がった先ですよ」
「何だか朝倉のやつ、生き生きしてますね」
「ふふ、それだけ楽しみなんでしょうね」
「浴衣を着られる事がですか?」
そんな俺の発言に、喜緑さんはくすりと笑ってこう言った。
「もちろんそれもありますが、こうやってみんな揃って出かけたりする事が楽しいのでしょうね。彼女も私達も違わず、普通の女の子として生活出来る事を望んでいますので」
「なるほど…」
そうだよな、朝倉はそれに関して一番敏感だと思う。
苦しみを知っている分、そういった願いも強いんだろう。
しかし、喜緑さんの意見も聞けるとは。
確かに喜緑さんは、私達「も」と言った。
この3人は、心底普通の人間と何ら変わらない自分でありたいと、そう願っているわけだ。
いい兆候…なのだろうか?
俺は、彼女等がそう望むなら、全力で助けるまでだけどな。
「3人とも、早く来ないとおいてっちゃうわよ〜」
「ふふ、朝倉さんてば、よっぽど浴衣が着たいんですね」
「江美里こそ、そう思っているはず」
「あら、長門さんだって人の事は言えませんよ?」
この暖かいやり取りに、自然と俺の口元は緩んだ。
しかし、次の瞬間、そんな悠長な事も言っていられない事態が発生した。
朝倉が路地への曲がり角を曲がった瞬間の事だった…
「きゃあああ!?」
突然、朝倉の悲鳴らしきものが聞こえてくる。
朝倉が悲鳴をあげるなんてのは、厄介なイレギュラー因子以外の何者でもない事は、
俺にでも容易に想像できた。
俺と長門と喜緑さんは、急いで朝倉が曲がっていった角へと駆けつける。
そこでみたものは、今にも異空間へ引きずりこまれようとしている朝倉の姿だった。
「情報制御空間を検地…敵勢力」
「まずいですね、朝倉さん!」
躊躇う事なく、喜緑さんは異空間の方へと飛び出す。
が、しかし。
喜緑さんの差し伸べる手が届く前に、朝倉は異空間へと引きずりこまれてしまった。
「…っ!朝倉さん!」
喜緑さんの悲痛な叫びが、閑散とした路地の木霊する。
こんなに感情を荒げた喜緑さんは初めて見るのではないだろうか?
いやいや、今はそんな悠長な事を言っている場合ではない。
「朝倉は大丈夫なのか?」
「涼子の存在確認…大丈夫。ただし、この状況が続くのは好ましくない」
そりゃそうだろうね。
俺の頭の中でも、さっきからワーニングランプがつきっぱなしだ。
ええい、何とかならんのか…
「私と長門さんで情報制御空間への侵入を試みていますが、プロテクトが頑丈で、時間がかかりそうですね…」
「相手はかなりの手だれだと判断する。あまり猶予はない」
ぽつりとそう呟く長門は、無表情に見えるが、俺には焦っているように見えた。
いや…実際、かなり焦っているのだろう。
相手は、長門と喜緑さんの二人がかりでも苦戦を強いられている相手だ。
しかし、焦りは逆に不安を募らせるもんだ…
よし、俺にも出来る事がありそうだ。
そう考えつつ、俺は長門の傍へ寄り、頭に手を置く。
それに気づき、俺の方を振り向いた長門と目が合う。
「大丈夫だ、お前ならやれるさ。それに、朝倉だってそんな簡単にやられるたまじゃないだろう?」
「でも…」
「お前が信じてやらなくてどうするんだ? 大丈夫だ、信じるんだ」
俺に出来るのはこれ位しかないが…
出来る限り、長門を落ち着かせるために、優しく呟いた。
「…ありがとう、あなたのおかげでだいぶ頭が冷えた」
そうか、そりゃよかった。じゃあ、早く朝倉を助け出さないとな。
喜緑さんは…微笑みながらこちらを見ていた。大丈夫そうだな。
「ええ、あなたたちのやり取りを見ていたら、焦りも自然に消えましたから」
そりゃよかったです。ちょっと恥ずかしいけどな。
そこからの仕事は、1分とかからなかった気がする。
「…解除完了」
「行きましょう!」
二人は、新たに出来た異空間の穴へと身を投じる。
俺もそれに続けて飛び込む…瞬間、視界は暗転した。
Holiday spent with them7へ続く
長キョンの一言物申す+αα
前回ジョブが落ち着いてから1週間経ってしまいましたが、
身の回りの整理とか、私用も色々入っていたらまた時間が
なくなってしまうという始末…そろそろ本腰入れなければ!
そんなわけで、ちょくちょく再開して参ろうと思う次第です。
そんな間にもコメントを下さった皆様、ご心配してくださった皆様、
本当に申し訳ありませんでした、そしてありがとうございます!
こんな怠惰な筆者と、不定期更新な当サイトですが、
暖かい目で見守ってくださると幸いですー。
では、お返事から参ります。
しろっこ☆とジ・O さま>
ようこそいらっしゃいませー。
まだ内容が少ないので、おもてなし出来る体制ではないですが(汗
悶えてくださったなら光栄でっすよー。
甘々なSSでにやけ悶えて頂くのが目的ですからw
いやいやー、私より全然いいSSを書かれるSS書きさんもいらっしゃると
思いますが…そう言って頂けてとても嬉しいです!
ありがとうございまーす!
お仕事忙しい…を理由にしたらあれなのでしょうが、
精一杯頑張りますので、宜しくお願いしますー。
よろしければ、またおいでくださいませー。
シェラさま>
いえいえ、もう私があまりにも更新してないばかりに、
申し訳ない気持ちでいっぱいですよー(汗
どうぞどうぞ、ご自分の家(?)だと思って自由にしちゃってくださいw
いやいや、そんな褒めすぎですってー、何も出てきませんよっ(ぁ
おやおや、シェラさんも大変そうですね(汗
そう言っていただけると、とても助かりますー。
無理のないペースで、頑張りますね!
これからもよろしくしていただきたいです〜。
asakura505さま>
ご無沙汰しておりますー、その節はどうもw
asakura505さんも切羽詰ってきましたか…大変ですねぇ(汗
お互い大変ですが、頑張りましょう!
asakura505にも、その言葉を送らせていただきましょうw
またよろしくお願いしますー。
せっかく頂いたコメなので、しっかり返信させていただきます(´ω`)r
がんばってo(^-^)o
ありがとうございますっ。
その一言にどれだけ救われる事か…まだまだ頑張れそうですよー!
止まない雨はない、ということらしいです。頑張ってください。
正に、その通りですねー。
時間はかかりましたが、ようやく雨は止んだかな?
と言う感じです。これからまた頑張ってやっていきますー。
更新頑張ってください (^-^)/~
ありがとうございます、ようやく更新へとこぎつける事ができました!
これから少しでも更新ペース上げないと…頑張っていきますねー。
たくさんのコメ、拍手をありがとうございます。
覗く機会は何度もあったのですが、しっかり更新も出来ないのに
申し訳ないなと思っていたので…。
こうしてようやくお返事返せて、本当に嬉しいです!
さて、以下本編となります。
とはいっても、まだまだ内容は薄い気はしますが…(汗
今回は急展開です、刺激を求めてみようかとw
皆様に少しでも楽しんでいただければ幸いです。
では、どうぞー。
Holiday spent with them6
昼食を終えた俺たちは、これからまた買い物に行く事になった。
3人は浴衣が欲しいらしい。
何故浴衣なのかと言うと、今夜は近所で花火大会があるらしいので、
彼女等も女の子らしく浴衣を着て参加したいとの事だからだ。
この3人の浴衣か…
きっとすごく似合っているに違いない。
何せ、端から見りゃ、最高ランク級の可愛さらしいからな。
いや、俺も実際そう思うが、どこかのイエスマンのように
すらすらと恥ずかしいセリフはでてこないし、柄でもないしな。
「とてもよいお店があるんですよ」
「へぇ〜、いい浴衣があればいいわね」
「楽しみ」
3人は本当に楽しそうに談笑をしている。
この姉妹のような3人を見ていると心が和むよな、本当にさ。
出来ることなら、この幸せであろう日常が続く事を願いたい。
彼女等が普通の女の子として過ごせる日常をな。
だが、その平穏を許してくれないやつは少なからずいるようだ。
買い出し先で、まさかそんな事態に遭遇すると、誰が想像できただろうか。
長門宅を出発し、駅前近くまで歩くこと20分。
その間、俺たちは他愛もない会話をしつつ、ゆっくりとお目当ての店へ向かっていた。
「江美里、後どれくらいなの?」
「もう少し先の角を曲がった先ですよ」
「何だか朝倉のやつ、生き生きしてますね」
「ふふ、それだけ楽しみなんでしょうね」
「浴衣を着られる事がですか?」
そんな俺の発言に、喜緑さんはくすりと笑ってこう言った。
「もちろんそれもありますが、こうやってみんな揃って出かけたりする事が楽しいのでしょうね。彼女も私達も違わず、普通の女の子として生活出来る事を望んでいますので」
「なるほど…」
そうだよな、朝倉はそれに関して一番敏感だと思う。
苦しみを知っている分、そういった願いも強いんだろう。
しかし、喜緑さんの意見も聞けるとは。
確かに喜緑さんは、私達「も」と言った。
この3人は、心底普通の人間と何ら変わらない自分でありたいと、そう願っているわけだ。
いい兆候…なのだろうか?
俺は、彼女等がそう望むなら、全力で助けるまでだけどな。
「3人とも、早く来ないとおいてっちゃうわよ〜」
「ふふ、朝倉さんてば、よっぽど浴衣が着たいんですね」
「江美里こそ、そう思っているはず」
「あら、長門さんだって人の事は言えませんよ?」
この暖かいやり取りに、自然と俺の口元は緩んだ。
しかし、次の瞬間、そんな悠長な事も言っていられない事態が発生した。
朝倉が路地への曲がり角を曲がった瞬間の事だった…
「きゃあああ!?」
突然、朝倉の悲鳴らしきものが聞こえてくる。
朝倉が悲鳴をあげるなんてのは、厄介なイレギュラー因子以外の何者でもない事は、
俺にでも容易に想像できた。
俺と長門と喜緑さんは、急いで朝倉が曲がっていった角へと駆けつける。
そこでみたものは、今にも異空間へ引きずりこまれようとしている朝倉の姿だった。
「情報制御空間を検地…敵勢力」
「まずいですね、朝倉さん!」
躊躇う事なく、喜緑さんは異空間の方へと飛び出す。
が、しかし。
喜緑さんの差し伸べる手が届く前に、朝倉は異空間へと引きずりこまれてしまった。
「…っ!朝倉さん!」
喜緑さんの悲痛な叫びが、閑散とした路地の木霊する。
こんなに感情を荒げた喜緑さんは初めて見るのではないだろうか?
いやいや、今はそんな悠長な事を言っている場合ではない。
「朝倉は大丈夫なのか?」
「涼子の存在確認…大丈夫。ただし、この状況が続くのは好ましくない」
そりゃそうだろうね。
俺の頭の中でも、さっきからワーニングランプがつきっぱなしだ。
ええい、何とかならんのか…
「私と長門さんで情報制御空間への侵入を試みていますが、プロテクトが頑丈で、時間がかかりそうですね…」
「相手はかなりの手だれだと判断する。あまり猶予はない」
ぽつりとそう呟く長門は、無表情に見えるが、俺には焦っているように見えた。
いや…実際、かなり焦っているのだろう。
相手は、長門と喜緑さんの二人がかりでも苦戦を強いられている相手だ。
しかし、焦りは逆に不安を募らせるもんだ…
よし、俺にも出来る事がありそうだ。
そう考えつつ、俺は長門の傍へ寄り、頭に手を置く。
それに気づき、俺の方を振り向いた長門と目が合う。
「大丈夫だ、お前ならやれるさ。それに、朝倉だってそんな簡単にやられるたまじゃないだろう?」
「でも…」
「お前が信じてやらなくてどうするんだ? 大丈夫だ、信じるんだ」
俺に出来るのはこれ位しかないが…
出来る限り、長門を落ち着かせるために、優しく呟いた。
「…ありがとう、あなたのおかげでだいぶ頭が冷えた」
そうか、そりゃよかった。じゃあ、早く朝倉を助け出さないとな。
喜緑さんは…微笑みながらこちらを見ていた。大丈夫そうだな。
「ええ、あなたたちのやり取りを見ていたら、焦りも自然に消えましたから」
そりゃよかったです。ちょっと恥ずかしいけどな。
そこからの仕事は、1分とかからなかった気がする。
「…解除完了」
「行きましょう!」
二人は、新たに出来た異空間の穴へと身を投じる。
俺もそれに続けて飛び込む…瞬間、視界は暗転した。
Holiday spent with them7へ続く
長キョンの一言物申す+αα
*CommentList
- [] by asakura505
- どうもです。
定時に帰れた頃が懐かしく思われます。。。
浴衣ですかー。友人と浴衣好き同盟を結んだ私にとっては、願ってもないシュチュエーションですよ!
と、思ってたら……朝倉さんが!
はらはら。
- [No Tag]
2007.09/20 [Thu]
長いこと申し訳ありませんが…
もう3週間近く更新停滞してますね、すみません;
もはや言い訳にしかなりませんが、
お仕事が相も変わらず忙しいです、暇な時間があれば、
もう睡眠な生活を送っていたりします…。
寝る時間が最近本当に少ないこのごろです…。
えーと、とある方の書き込みにて、何か勘違いをさせて
しまったようで…申し訳ありません。
しかし、私は全然そのようには思っておりませんので、
どうか今までのように振舞ってくださいとだけ言いたかったのでー。
明日でようやく、今のジョブも終わりそうです。
少しはSSかける時間があればいいなと思いつつ、
ご挨拶とさせていただきます。
拍手等のコメント返しも、今週末に回させてください。
皆様には多大なご迷惑をおかけしたり、ご心配をおかけして
本当に申し訳ありません、深くお詫び申し上げます。
もはや言い訳にしかなりませんが、
お仕事が相も変わらず忙しいです、暇な時間があれば、
もう睡眠な生活を送っていたりします…。
寝る時間が最近本当に少ないこのごろです…。
えーと、とある方の書き込みにて、何か勘違いをさせて
しまったようで…申し訳ありません。
しかし、私は全然そのようには思っておりませんので、
どうか今までのように振舞ってくださいとだけ言いたかったのでー。
明日でようやく、今のジョブも終わりそうです。
少しはSSかける時間があればいいなと思いつつ、
ご挨拶とさせていただきます。
拍手等のコメント返しも、今週末に回させてください。
皆様には多大なご迷惑をおかけしたり、ご心配をおかけして
本当に申し訳ありません、深くお詫び申し上げます。
*CommentList
- [管理人のみ閲覧できます] by -
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- [No Tag]
2007.08/28 [Tue]
SS「Holiday spent with them5」
またまたお久しぶりとなりましたが、かろうじて生きております。
▼追記の開閉
また長い事更新が止まってしまい、申し訳ない気持ちでいっぱいです。
というのも、過去何度も言っていたエラーが完全に手詰まりになった事
などが原因となっていたりします。
ここ2週間は休憩時間や休日を返上しつつも、考えうる
事は全てつぎ込んだ感じですが、結局ダメだったり…。
ただ、明日サポートがようやく直接来てくれるようなので、
少しは進展すればいいなと、淡い期待を持っていたりします。
そんなわけで言い訳でしたが、ご心配をおかけしている方々には
本当に申し訳ありませんでした。
こうして、生きてはいるのでご安心を…w
さて、この間にもコメントや拍手をありがとうございます!
仕事の合間に読ませていただいて、すごく元気が出ています。
ありがとうございますーっ。
では、お返事コーナーです。
ゆっちさま>
ほぼ毎日アクセスして下さっているとは…ありがとうございます!
ほのぼの甘々を目指していたりするので、そう言って頂けるのは
とても嬉しいです♪
楽しみにして下さっているのに、更新が出来ず申し訳ありません;
今回は3人娘なお話しですが、長門さんとの絡みも所々入れていますので
そちらでお楽しみ頂けると幸いです〜。
そのうちまた長キョンなお話しを出すつもりなので、
その時は宜しくお願いしますねー。
応援ありがとうございます、少しずつですが頑張っていきますー。
またいつでも遊びに来てやって下さい、お待ちしております。
aoiさま>めがっさハーレムです、キョン君が羨ましいですね(ぇ
げふげふ…何を思ったのか、こんな流れになってしまってました。
こう、ありがちなシチュエーションですが、萌えるんですよ、私(笑
言い訳を作るような状態にはならなかったですが、キョン君の
悶えっぷりをお楽しみ頂ければ…て、何だか嫌な人みたいですね(汗
ういろうさま>
皆キョン君が好きなんだろうな〜っていうのが
私の見解だったりするので、そんな流れにw
心穏やかではないかもしれませんが、姉妹的二人も大事だから
手を出せずに苦悩する長門さん…
なんて長門さんが苦しむような展開にはしないですが…w
お泊りの夜は、キョン君が大いに苦しんでくれました(ぁ
asakura505さま>
そうですよね〜、今日も週始めでしたが、
だるさが半端じゃなかったです。
私も料理できる人に憧れて少しずつでもやっていますが、
なかなか上達しないもんですね…めんどくさくなっちゃったり;
そうそう、コロッケとワードエクセルは必須ですよ(笑
私も、このメンバーと一緒の部屋に放り込まれたら
気を確かに持っている自信ないですねw
やっぱり長キョンがいちばん!>
そうですよね、長キョンが一番ですよね!
といいつつ、今書いてるのは長キョンとは言いがたいかもですが(苦笑
また長キョンなSSも出てくると思うので、気長にお待ちくださいませ。
なるほど、本編は「癒し」であとがきが「刺激」なのですか。>
いやぁ、最初は意識していなかったのですが、
いつの間にかそんな流れになっていまして…(笑
本編はあくまでも甘々主体を目指しているのでちょっと気がひける
部分が…甘いという意味での刺激はありなのでしょうがw
本編で暴れられない分、あとがきで暴れてもらってます、暴れたい人にはw
がんばって>
ありがとうございまーっす、がんばって生きてます(ぇ
その一言だけでも救われています、元気を頂きました〜!
気持ちがこもるものですよね、言葉って。
こうしてたくさんのお言葉をいただけて、私は胸がいっぱいです。
本当にありがとうございます、感謝感激です。
さて、以下本編となります。
仕事の合間合間で頑張ってみましたが、
またぐだぐだでやっちゃった感じですねぇ…
まだまだ修行不足ですね、頑張りますっ!
さて、前回より、キョン君は3人に囲まれた布団の中でどうなっちゃうんでしょう?
ではでは、どうぞー。
Holiday spent with them5
さて、俺は今考えようによっては天国にも地獄にも見える状況の中に身を置いている。
なぜかって?
俺は布団で寝ているんだ。うん、これは普通だな。
だが、周りを見回せば…
長門、朝倉、喜緑さんが俺の周りを囲むように陣取っており、
明らかに何かを狙ったような形になっているのだ。
健全な男子高校生である俺が、こんな状況でまともな精神を保つ事が出来ると思うか?
いや、無理だ…
俺は懸命に天井を見ていたが、やはり気になるものは気になるんだよ。
他の3人は俺の気など知らずに、ぐっすりと眠っているようだ。
ヒューマノイドインターフェースは睡眠自体は特に必要としないらしい。
今の状態は一時的な休止状態だとか何とか…長門に聞かされた話しだ。
しかし、彼女等の寝ている姿は可愛らしいパジャマであり…
正直見入ってしまいそうになるほど、その寝顔も破壊力抜群だった。
ぐ…俺の理性が…いやダメだ、今何かアクションを起こしてみろ?
彼女等にリンチされるような状況になってしまうぞ。
俺はまだ死にたくないからな…自重しろ、俺。
しかし、どうやら神は俺を許してくれはしないようだ。
また俺は天井を眺めつつ、必死に寝ようとしているところへ…
「うおぉ!?」
気づくと、いつの間にか朝倉が俺の横にいて、何故か小指を絡ませていた。
ていうか、気配も感じさせずにどうやって横に来たんだよ…
いや、俺があまりにも必死になりすぎて気づかなかっただけか…
何にしろ、今の俺にとってこれはあまりいい状態ではない。
彼女等の寝ている姿を見るだけでも理性が危ういのに、過度の接触は理性崩壊の危機だ。
朝倉に気を取られていると、今度は足元に異変を感じた。
「………」
今度は、俺の脚を抱き枕の如く抱いている喜緑さんがいる。
もちろん、寝ている…と思う。
ここまで来ると、何かの陰謀だと思えて仕方ないものでな…
本当は寝ていないんじゃないかとか…何せ、ほとんど何でもありな情報端末なわけだし…
というか二人とも、そんな幸せそうな寝顔を見せないで下さい、正直…堪りませんから。
まあ、この調子だと…
やはり長門も俺の横にいた。
朝倉とは反対の位置を陣取っている。
さて、一体何をしてくるのか…って、これじゃ何かしてもらうのを待ってる変なやつじゃないか。
いかんいかん、理性がやられそうになっている…気をしっかり持て、俺。
だがしかし、次の長門の行動は理性をぶっ飛ばすには十分すぎた。
「な…!?」
長門は俺の手を取り…
事もあろうか、指をくわえた!
ぐあ…ダメだ、理性の箍が崩れ落ちそうになる。
くわえて、すごく穏やかそうな寝顔で
「…大好き」
なんて寝言だろうが何だろうが言われてみろ、好きな相手のそんな様子を
軽く受け流せるほど、俺だってぼけちゃあいない。
一体なんだ、この状況は…
何故我慢大会をしなければいけないんだ?
いっその事、身を任せてしまえば楽なんだろうがそうもいかない…
俺はこの状態でも何もせず、頭を真っ白にしながら耐えるしかないのであった。
結局遅くまで眠る事が出来ず、朝がたまで起きている事を強要させられた。
まあ、嫌な状況ではなかっ…んん、ダメだ、まだ頭がおかしいらしい。
気づくと意識がなくなっていたようだ。
眠気が来たとかじゃない、限界が来たんだろうな。
それからどれ位時間が経ったかは知らないが、
光が射してきているであろう事から、夜は明けたようだ。
しかし何か…人の気配を近くに感じるな。
俺はうっすらと目を開けようと試みた。すると…
「…! なが……ん〜!?」
目の前には長門がいた。しかし、その顔は何故か近い。
まあ、もうお分かりかとは思うが、長門にキスをされているようだ。
目覚めの…とでも言いたいのだろうか?
いや、決して悪くないぞ、むしろ毎日やって欲しい位で…うむ、失敬。
「…おそよう」
ようやく離れてくれた長門はそう言い放つ。
「おそようって…今何時だ?」
「現在の時刻は、13時23分48秒」
細かいとこまでありがとさん。
しかし、随分と寝ていたもんだな、俺よ。
昼間で寝ていられるのはとても幸せな事だ。
だが、休みの日に昼まで寝てるのは何故かもったいない事をした気分にはならないか?
確かに家でごろごろするだけかもしれんが、それがまた赴きがあるんだよ。
「あら、お目覚めですか?」
「キョン君たらぐっすりだったもんね〜、遅くまで何かしてたわけ?」
何かって…お前らのせいだろうが、お前らの!
…とは当然いえるわけもなく、適当に寝付けなかっただけだと言い訳しといた。
「長門さんが何度起こしても目を覚まさないんだもの」
「でも、見ていて微笑ましかったですね」
微笑ましい?
何だ、何があったんだ?
何かすごく気になるのだが…
「だって〜、長門さんが何度も今みたいにしてるのに起きないんだものねぇ〜」
そういう朝倉も、隣に座っている喜緑さんもいいものをみたかのようにニコニコしている。
今みたいって…そうなのか、長門?
「そう。私があなたに口付けする事67回目で…」
「わかった、それ以上は言わなくていい」
よくそこまでされて目が覚めなかったな、俺よ。
てか、長門も何故飽きもせずそんな事をしていたんだ。
そしてそっちの二人も止めろよ。
「あなたの寝顔が可愛かったから…」
「そんな二人の世界に入り込めないものねぇ?」
「申し訳ながら、お二人をもう少し見ていたい…という気持ちになっていまして…」
やれやれ…皆何だかんだで女の子してるんだな。
いいさ、減るもんでもないしな。
さて、腹も減って来たし、飯が食べたいな。
「今作っていますので、もう少しお待ちを」
「今日のお昼は、江美里特性冷やし中華だそうよ」
「…楽しみ」
あぁ、この人たちは本当に飽きさせてくれないな、色々と。
そんな彼女等と、これからも仲良く出来たらいいな…と、
柄にもなく思った。そんな日曜の昼時。
Holiday spent with them6に続く
長キョンの一言物申す+αα
また長い事更新が止まってしまい、申し訳ない気持ちでいっぱいです。
というのも、過去何度も言っていたエラーが完全に手詰まりになった事
などが原因となっていたりします。
ここ2週間は休憩時間や休日を返上しつつも、考えうる
事は全てつぎ込んだ感じですが、結局ダメだったり…。
ただ、明日サポートがようやく直接来てくれるようなので、
少しは進展すればいいなと、淡い期待を持っていたりします。
そんなわけで言い訳でしたが、ご心配をおかけしている方々には
本当に申し訳ありませんでした。
こうして、生きてはいるのでご安心を…w
さて、この間にもコメントや拍手をありがとうございます!
仕事の合間に読ませていただいて、すごく元気が出ています。
ありがとうございますーっ。
では、お返事コーナーです。
ゆっちさま>
ほぼ毎日アクセスして下さっているとは…ありがとうございます!
ほのぼの甘々を目指していたりするので、そう言って頂けるのは
とても嬉しいです♪
楽しみにして下さっているのに、更新が出来ず申し訳ありません;
今回は3人娘なお話しですが、長門さんとの絡みも所々入れていますので
そちらでお楽しみ頂けると幸いです〜。
そのうちまた長キョンなお話しを出すつもりなので、
その時は宜しくお願いしますねー。
応援ありがとうございます、少しずつですが頑張っていきますー。
またいつでも遊びに来てやって下さい、お待ちしております。
aoiさま>めがっさハーレムです、キョン君が羨ましいですね(ぇ
げふげふ…何を思ったのか、こんな流れになってしまってました。
こう、ありがちなシチュエーションですが、萌えるんですよ、私(笑
言い訳を作るような状態にはならなかったですが、キョン君の
悶えっぷりをお楽しみ頂ければ…て、何だか嫌な人みたいですね(汗
ういろうさま>
皆キョン君が好きなんだろうな〜っていうのが
私の見解だったりするので、そんな流れにw
心穏やかではないかもしれませんが、姉妹的二人も大事だから
手を出せずに苦悩する長門さん…
なんて長門さんが苦しむような展開にはしないですが…w
お泊りの夜は、キョン君が大いに苦しんでくれました(ぁ
asakura505さま>
そうですよね〜、今日も週始めでしたが、
だるさが半端じゃなかったです。
私も料理できる人に憧れて少しずつでもやっていますが、
なかなか上達しないもんですね…めんどくさくなっちゃったり;
そうそう、コロッケとワードエクセルは必須ですよ(笑
私も、このメンバーと一緒の部屋に放り込まれたら
気を確かに持っている自信ないですねw
やっぱり長キョンがいちばん!>
そうですよね、長キョンが一番ですよね!
といいつつ、今書いてるのは長キョンとは言いがたいかもですが(苦笑
また長キョンなSSも出てくると思うので、気長にお待ちくださいませ。
なるほど、本編は「癒し」であとがきが「刺激」なのですか。>
いやぁ、最初は意識していなかったのですが、
いつの間にかそんな流れになっていまして…(笑
本編はあくまでも甘々主体を目指しているのでちょっと気がひける
部分が…甘いという意味での刺激はありなのでしょうがw
本編で暴れられない分、あとがきで暴れてもらってます、暴れたい人にはw
がんばって>
ありがとうございまーっす、がんばって生きてます(ぇ
その一言だけでも救われています、元気を頂きました〜!
気持ちがこもるものですよね、言葉って。
こうしてたくさんのお言葉をいただけて、私は胸がいっぱいです。
本当にありがとうございます、感謝感激です。
さて、以下本編となります。
仕事の合間合間で頑張ってみましたが、
またぐだぐだでやっちゃった感じですねぇ…
まだまだ修行不足ですね、頑張りますっ!
さて、前回より、キョン君は3人に囲まれた布団の中でどうなっちゃうんでしょう?
ではでは、どうぞー。
Holiday spent with them5
さて、俺は今考えようによっては天国にも地獄にも見える状況の中に身を置いている。
なぜかって?
俺は布団で寝ているんだ。うん、これは普通だな。
だが、周りを見回せば…
長門、朝倉、喜緑さんが俺の周りを囲むように陣取っており、
明らかに何かを狙ったような形になっているのだ。
健全な男子高校生である俺が、こんな状況でまともな精神を保つ事が出来ると思うか?
いや、無理だ…
俺は懸命に天井を見ていたが、やはり気になるものは気になるんだよ。
他の3人は俺の気など知らずに、ぐっすりと眠っているようだ。
ヒューマノイドインターフェースは睡眠自体は特に必要としないらしい。
今の状態は一時的な休止状態だとか何とか…長門に聞かされた話しだ。
しかし、彼女等の寝ている姿は可愛らしいパジャマであり…
正直見入ってしまいそうになるほど、その寝顔も破壊力抜群だった。
ぐ…俺の理性が…いやダメだ、今何かアクションを起こしてみろ?
彼女等にリンチされるような状況になってしまうぞ。
俺はまだ死にたくないからな…自重しろ、俺。
しかし、どうやら神は俺を許してくれはしないようだ。
また俺は天井を眺めつつ、必死に寝ようとしているところへ…
「うおぉ!?」
気づくと、いつの間にか朝倉が俺の横にいて、何故か小指を絡ませていた。
ていうか、気配も感じさせずにどうやって横に来たんだよ…
いや、俺があまりにも必死になりすぎて気づかなかっただけか…
何にしろ、今の俺にとってこれはあまりいい状態ではない。
彼女等の寝ている姿を見るだけでも理性が危ういのに、過度の接触は理性崩壊の危機だ。
朝倉に気を取られていると、今度は足元に異変を感じた。
「………」
今度は、俺の脚を抱き枕の如く抱いている喜緑さんがいる。
もちろん、寝ている…と思う。
ここまで来ると、何かの陰謀だと思えて仕方ないものでな…
本当は寝ていないんじゃないかとか…何せ、ほとんど何でもありな情報端末なわけだし…
というか二人とも、そんな幸せそうな寝顔を見せないで下さい、正直…堪りませんから。
まあ、この調子だと…
やはり長門も俺の横にいた。
朝倉とは反対の位置を陣取っている。
さて、一体何をしてくるのか…って、これじゃ何かしてもらうのを待ってる変なやつじゃないか。
いかんいかん、理性がやられそうになっている…気をしっかり持て、俺。
だがしかし、次の長門の行動は理性をぶっ飛ばすには十分すぎた。
「な…!?」
長門は俺の手を取り…
事もあろうか、指をくわえた!
ぐあ…ダメだ、理性の箍が崩れ落ちそうになる。
くわえて、すごく穏やかそうな寝顔で
「…大好き」
なんて寝言だろうが何だろうが言われてみろ、好きな相手のそんな様子を
軽く受け流せるほど、俺だってぼけちゃあいない。
一体なんだ、この状況は…
何故我慢大会をしなければいけないんだ?
いっその事、身を任せてしまえば楽なんだろうがそうもいかない…
俺はこの状態でも何もせず、頭を真っ白にしながら耐えるしかないのであった。
結局遅くまで眠る事が出来ず、朝がたまで起きている事を強要させられた。
まあ、嫌な状況ではなかっ…んん、ダメだ、まだ頭がおかしいらしい。
気づくと意識がなくなっていたようだ。
眠気が来たとかじゃない、限界が来たんだろうな。
それからどれ位時間が経ったかは知らないが、
光が射してきているであろう事から、夜は明けたようだ。
しかし何か…人の気配を近くに感じるな。
俺はうっすらと目を開けようと試みた。すると…
「…! なが……ん〜!?」
目の前には長門がいた。しかし、その顔は何故か近い。
まあ、もうお分かりかとは思うが、長門にキスをされているようだ。
目覚めの…とでも言いたいのだろうか?
いや、決して悪くないぞ、むしろ毎日やって欲しい位で…うむ、失敬。
「…おそよう」
ようやく離れてくれた長門はそう言い放つ。
「おそようって…今何時だ?」
「現在の時刻は、13時23分48秒」
細かいとこまでありがとさん。
しかし、随分と寝ていたもんだな、俺よ。
昼間で寝ていられるのはとても幸せな事だ。
だが、休みの日に昼まで寝てるのは何故かもったいない事をした気分にはならないか?
確かに家でごろごろするだけかもしれんが、それがまた赴きがあるんだよ。
「あら、お目覚めですか?」
「キョン君たらぐっすりだったもんね〜、遅くまで何かしてたわけ?」
何かって…お前らのせいだろうが、お前らの!
…とは当然いえるわけもなく、適当に寝付けなかっただけだと言い訳しといた。
「長門さんが何度起こしても目を覚まさないんだもの」
「でも、見ていて微笑ましかったですね」
微笑ましい?
何だ、何があったんだ?
何かすごく気になるのだが…
「だって〜、長門さんが何度も今みたいにしてるのに起きないんだものねぇ〜」
そういう朝倉も、隣に座っている喜緑さんもいいものをみたかのようにニコニコしている。
今みたいって…そうなのか、長門?
「そう。私があなたに口付けする事67回目で…」
「わかった、それ以上は言わなくていい」
よくそこまでされて目が覚めなかったな、俺よ。
てか、長門も何故飽きもせずそんな事をしていたんだ。
そしてそっちの二人も止めろよ。
「あなたの寝顔が可愛かったから…」
「そんな二人の世界に入り込めないものねぇ?」
「申し訳ながら、お二人をもう少し見ていたい…という気持ちになっていまして…」
やれやれ…皆何だかんだで女の子してるんだな。
いいさ、減るもんでもないしな。
さて、腹も減って来たし、飯が食べたいな。
「今作っていますので、もう少しお待ちを」
「今日のお昼は、江美里特性冷やし中華だそうよ」
「…楽しみ」
あぁ、この人たちは本当に飽きさせてくれないな、色々と。
そんな彼女等と、これからも仲良く出来たらいいな…と、
柄にもなく思った。そんな日曜の昼時。
Holiday spent with them6に続く
長キョンの一言物申す+αα
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2007.08/14 [Tue]
SS「Holiday spent with them4」
またまた間が空いてしまいましたが、お久しぶりです。
▼追記の開閉
先週は夏休みと言う事でしたが、
田舎へと帰省したり、私用があったりで更新が出来ませんでした。
そして本日から仕事再開だったわけですが、久々の仕事は
なかなか体に堪えますね…頭痛がしてきちゃいましたよ、トホホ…(つω`)
というわけで、更新ペースががくっと下がってしまい、
ご心配をおかけてしまっているようで…申し訳ありません。
これから少しずつペース回復できればいいなと思っております。
さて、お返事コーナーですよ〜。
asakura505さま>
毎度ありがとうございますー。
じっくり骨休み出来たと思いますが、
お仕事始まるとまた倦怠感ががが(ぇ
いえ、今までの更新ペースからするとがっくりだったので、
何かいけない事をしている気がしてw
SOS団のメンバーといる時と違和感のない3人娘という
演出を少し考えていたので、やはりそこはそうかなと。
ちなみにスコアは、私の友人たちの取るスコアの平均を
取ってきたものなので、必ずしもそうとは限りません…w
高得点叩ける人は羨ましいですよね〜w
aoiさま>
ありがとうございますー。
ふふ、そう思われます?
私も喜緑さんの立ち回りをどうしようかと考えているのですが、
やはりまだまだ抑え気味な気がします。
今後、一本位は喜緑さんなお話しを書こうと思ってるので、
もしかしたら、そこで活躍してくれるかもしれません。
楽しみにしてくださってありがとうございます、がんばりまーす♪
ういろうさま>
お久しぶりですー。
毎々ありがとうございますっ。
あら、ういろうさんもですか…お互いに苦労しますね…w
今回、私の中のテーマが、「宇宙製アンドロイドである彼女等が、
普通の人間として生きられる世界を描く事」だったので、
その影響が強く反映しているかと思われます。
きっと彼女たちも心のどこかで普通の人間でありたいと願っている、
そうに違いない!という妄想の元生まれたお話しですw
ありがとうございますー、続きはようやく執筆できましたので、
楽しんでいただけると幸いです。
毎日楽しんで読ませていただいてます。頑張って下さい>
ありがとうございます〜。
毎日楽しんでいただけているとは、光栄ですね〜(・ω・)♪
最近は少し忙し目ですが、コツコツ頑張っていきますので、
どうぞ宜しくお願い致します〜。
以下、本編となります。
前回の続きで、キョン君と3人娘のまったりな日常のお話です。
何気ない日常の中にある幸せを描いてみたつもりですが…
なかなか表現するのは難しいものです。
では、どうぞー。
Holiday spent with them4
その後、3人だけで勝負を始めてしまったのだが、
これがえらい事になってしまった。
すっかりボーリングと言うものを覚えた彼女等は、
のっけからストライク、ストライク、ストライク…
プロも真っ青な点数を叩き出していた。
観衆の目が集まり始める…これは厄介な事になる、やばい。
俺の脳内会議でそう決定されたので、白熱している3人を何とか説得し、
今ようやくボーリング場から出てきたところだ。
「まだやり足りなかったのに〜…」
そうは言ってもだな…
無駄に目立って、統合思念体の命令とやらを
等閑にするような事態になってもいいのか、朝倉は?
「それは、ダメだけど…」
「冷静になってみれば、彼の判断は賢明だったと思います」
「迂闊だった…これほどまでに夢中になってしまうとは…」
まあ…彼女等に楽しみが出来たのはいい事だよな。
今度また連れてきてやろう。
さて、この後の予定も特にないので、またぶらっとし始める。
とは言っても、もう夕刻を回っているのでそんなに時間もあるわけではない。
ここでいつもなら長門宅に言って夕飯…という形を取っているわけだが。
…よし、今日は皆で飯でも食うか。
「どうせだから、夕飯の材料でも買っていかないか?」
「あら、いいですね。みんなでお夕飯というのも楽しそうです」
「賛成」
「私もいい考えだと思うわ。でも、何を作る?」
果たして3人の同意は得られたが、さて、何を作ろうか…。
まあ、この時点で俺の頭の片隅にはあるメニューがすでに浮かんでいたわけだがな。
そうして、デパートの地下食品売り場で買い物を済ませた俺たちは、
一路、長門宅へとやってきていた。
一通りの準備は済ませたので、後は調理に取り掛かるだけだ。
「へぇ〜、キョン君って料理できたんだ?」
「独り立ちして困らない程度にはな。料理には結構興味あるし、親にやらされたりもしたしな」
「ふぅ〜ん、意外な才能ね」
む、意外とは失礼な。まるで俺に才能が無きに等しいみたいじゃないか。
いや、俺自身才能云々には無縁だとは思っているが…。
「ですが、そういった才能を持っているという事は、素晴らしい事だと思いますよ?」
「そんな大層な事じゃないですよ」
本当にそう思っていただけに、面と向かってそう言われると照れちまうな。
さて、ちなみに今日の献立だが、
「あなたがどんなコロッケを作るのか、興味がある」
以前、長門が作ってくれた事もあり、
俺流のコロッケを作ってやるという約束をしたので、
今回それを果たそうってわけだ。
とは言っても、基本的な作り方は変わらないと思うけどな。
ただ、一部違うのはきっとここだろうな。
「じゃがいもがまだマッシュになっていない、形が残っている」
「あえて形を残しているのさ。完全にマッシュにしちまうより、じゃがいも食ってるって実感があってだな。要は、これが俺流なのさ」
「なるほど…あなたの好みを覚えておく…」
ふむ、今度作ってもらえるのが楽しみだね。
「じゃがいもがいくつか余ってるみたいだけど、これはどうするの?」
「あぁ、それは後でポテトサラダにでもするから、皮剥いて切っておいてもらえるとありがたい」
余談だが、俺の家ではいつも余分にじゃがいもを買っておき、
その余ったじゃがいもを使ってポテトサラダにするんだ。
じゃがいもは比較的安く購入できるし、素朴な味だし、いいもんだろう?
だから、じゃがいも尽くしだろうが問題は何もないのさ。
「キョン君、じゃがいもと野菜を切っておいたわよ」
「あぁ、サンキュー。じゃあ、そいつを…長門、混ぜておいてもらえるか?」
「わかった」
長門は、朝倉からじゃがいも、玉ねぎ、きゅうりの入ったボールを渡される。
それにマヨネーズを入れて混ぜるだけなのだが…
何故か、長門はボールをじっと見たまま動かない。
「…長門、どうした?」
「…これもマッシュにしない方がいい?」
お、なかなか飲み込みが早いね。俺の好みで行けばそうだな。
「あなたの事なら、一度聞いたら絶対に忘れない」
うむ、嬉しいね。
しかし、一応朝倉と喜緑さんもいるから、少しは控えた方がいいかもな。
さっきから、朝倉と喜緑さんの視線と笑顔がだな…
「気にする事はない、私たちの事は二人共知っているのだから」
「ん、まあそうなんだがな…」
そんな堂々としている長門が、たまに羨ましくなるよ。
俺はチキンだからな、長門みたいになるにはもう少しかかりそうだ。
さて、そんなこんなで料理も終了し、食卓にはコロッケとサラダが並んでいる。
俺にしては、出来はいい方かもしれん。
問題は味の方だが…
「さぁ、皆食べてみてくれ」
「では、いただきます」
「いただきま〜す」
「…いただきます」
各々が口元へと料理を運ぶ。
緊張の一瞬…すごくどきどきしてきたぞ。
今まで幾度と料理を作っては来たし、他人にも食べさせた事はあるが、
ここまで緊張するのは初めてだ…。
『………』
三人分の沈黙…かなり長い時間に感じる上に、苦しいもんだな。
「…どう…かな?」
「キョン君、あなた…」
朝倉が口を開く…口に合わなかったか…?
文句でも言われるのか…それはかなりショックだな…。
だが、それも受け入れないと、料理の腕は上達しない…腹をくくるか!
そう覚悟を決める俺…
だが、朝倉の発した一言は、俺の予想を裏切る形となった。
「すごいわ、どうやったらこんなに美味しく作れるの!?」
「へ…?」
思わぬ朝倉の反応に、俺はついマヌケな声を漏らしてしまった。
しかし、心の中ではかなりほっとしている。
俺はどうやら悪いイメージをする傾向にあるらしいから、
その安堵感はまた格別だ。
「本当ですね、こんなに美味しいお料理は食べた事がないかもしれません」
喜緑さん、それはオーバーすぎやしませんか?
しかし、その一言も俺にとってはかなり嬉しいものだ。
そして、一番気になる長門の反応は…
「美味しすぎて、もう全部食べ終わってしまった」
うお、はやっ!
しかし、そんなにがっつく位美味かったのか…
頑張って作った甲斐があったぜ…あ、涙が出そう…
「キョン君、きっといい主夫になれるわね」
残念ながら、主夫になるつもりはないな〜。
たまに自分の気が向いた時に料理するのが一番だからな。
「でも、本当に…私たち専属の主夫にでもなってほしい位ですね」
またまたオーバーな…喜緑さんは持ち上げるのがお上手ですね。
「あら、これは本音ですよ?あなたは才能を持っていると思っていますから」
むぅ、言われて嬉しいのだが、やはりそう面と向かって言われると照れる…。
どうやら、喜緑さんには頭が上がらなそうだな。
「ダメ、彼は誰にも渡さない」
はは…長門にも違う意味で頭が上がらないかもな。
その後は、4人でトランプをしたり、テレビを見ながら雑談したりと、
当たり障りのない内容で遅くまで過ごした。
気づけばもう23時を回ったところか…さすがにそろそろ帰らないと、
うちの母親も心配するに違いない。
だが…
「え〜、キョン君帰っちゃうの?」
いやぁ、うちの親が何言うかわからんし…
「適当に、友達のところに泊まるって言えばいいんじゃない?」
適当にって…そんな事言われてもなぁ。
喜緑さん、朝倉の説得をお願いしますよ。
「ごめんなさい、どちらかと言うと私も、もう少し夜更かしをしたい気分ですので…」
げげ…喜緑さんまで、マジですか?
あー、長門は言うまでもなく…
「………」
ずっと無言でこちらを見つめている。
その目にはかなりの期待が込められている…やれやれ。
こうして、俺が帰るのを問屋は許してくれなかったようだ。
そんなわけで、お袋は何とか言いくるめる事に成功し、
今夜は長門宅に泊まっていく事になった。
その後も盛り上がっていた俺たちは、時間が経つのもすっかり忘れていた。
気づけばもう深夜2時を回っているところだった。
「ふぁ…さすがにそろそろ眠いな…」
「あらそう?私はまだまだいけるわよ?」
朝倉よ…女の子が夜更かしは、本当は肌とかにもよくないんだぞ?
「ヒューマノイドインターフェースである私たちには、必ずしも睡眠は必要じゃないのよ」
はぁ…さすがは人知を超えた存在だな。
寝るのが至福な俺にとっては考えられんが。
「ふふ、朝倉さんはこうやって皆さんで一緒にいることが余程楽しいのですね」
ふむ、喜緑さんが言う事も、成るほど、一理ある。
そう考えたら、たまにならこういうのもいいかな…と思えて来るんだよな。
「しかし、俺は平凡な人間なんだ、睡眠とらないと死んでしまう」
まあ、それは大げさだが、眠いのを我慢するのはよくないと思っているんでな。
「わかった、布団を用意する」
あぁ、ありがたいね。布団で寝る事の出来る幸せったらないね。
しかし、泊まらせてもらう身としては、家主に任せきりは申し訳ない。
そう思い、和室へ手伝いに顔を出したのだが…
「長門、手伝う…えーと、これは一体?」
「布団を敷いている」
いや、それは見ればわかるよ?
問題は、何で布団が4つあるのかなって事なんだ。
しかも、真ん中の布団を囲むようにして3つの布団が並んでいる。
「寝るための部屋はここしかない。皆で一緒に寝るのが妥当だと思われる」
それはわかるが、何もこんな敷き方をしなくてもいいんじゃないか…
とう言おうとしたところで、朝倉と喜緑さんが部屋へ入って来た。
2人は3つのうちの2つの布団にそれぞれ入った。
そして、長門は余った1つに入った…
これは、一体何の陰謀だ?
これではまるで、俺が真ん中の布団に入れと言っているようなもんじゃないか。
「え、そうじゃなかったの?」
「あなたは真ん中の布団で寝るべき」
「私たちの事はお気になさらずに」
思い思いの事を口にする彼女等…
はぁ…長い夜になりそうだぜ。
Holiday spent with them5に続く
長キョンの一言物申す+αα
先週は夏休みと言う事でしたが、
田舎へと帰省したり、私用があったりで更新が出来ませんでした。
そして本日から仕事再開だったわけですが、久々の仕事は
なかなか体に堪えますね…頭痛がしてきちゃいましたよ、トホホ…(つω`)
というわけで、更新ペースががくっと下がってしまい、
ご心配をおかけてしまっているようで…申し訳ありません。
これから少しずつペース回復できればいいなと思っております。
さて、お返事コーナーですよ〜。
asakura505さま>
毎度ありがとうございますー。
じっくり骨休み出来たと思いますが、
お仕事始まるとまた倦怠感ががが(ぇ
いえ、今までの更新ペースからするとがっくりだったので、
何かいけない事をしている気がしてw
SOS団のメンバーといる時と違和感のない3人娘という
演出を少し考えていたので、やはりそこはそうかなと。
ちなみにスコアは、私の友人たちの取るスコアの平均を
取ってきたものなので、必ずしもそうとは限りません…w
高得点叩ける人は羨ましいですよね〜w
aoiさま>
ありがとうございますー。
ふふ、そう思われます?
私も喜緑さんの立ち回りをどうしようかと考えているのですが、
やはりまだまだ抑え気味な気がします。
今後、一本位は喜緑さんなお話しを書こうと思ってるので、
もしかしたら、そこで活躍してくれるかもしれません。
楽しみにしてくださってありがとうございます、がんばりまーす♪
ういろうさま>
お久しぶりですー。
毎々ありがとうございますっ。
あら、ういろうさんもですか…お互いに苦労しますね…w
今回、私の中のテーマが、「宇宙製アンドロイドである彼女等が、
普通の人間として生きられる世界を描く事」だったので、
その影響が強く反映しているかと思われます。
きっと彼女たちも心のどこかで普通の人間でありたいと願っている、
そうに違いない!という妄想の元生まれたお話しですw
ありがとうございますー、続きはようやく執筆できましたので、
楽しんでいただけると幸いです。
毎日楽しんで読ませていただいてます。頑張って下さい>
ありがとうございます〜。
毎日楽しんでいただけているとは、光栄ですね〜(・ω・)♪
最近は少し忙し目ですが、コツコツ頑張っていきますので、
どうぞ宜しくお願い致します〜。
以下、本編となります。
前回の続きで、キョン君と3人娘のまったりな日常のお話です。
何気ない日常の中にある幸せを描いてみたつもりですが…
なかなか表現するのは難しいものです。
では、どうぞー。
Holiday spent with them4
その後、3人だけで勝負を始めてしまったのだが、
これがえらい事になってしまった。
すっかりボーリングと言うものを覚えた彼女等は、
のっけからストライク、ストライク、ストライク…
プロも真っ青な点数を叩き出していた。
観衆の目が集まり始める…これは厄介な事になる、やばい。
俺の脳内会議でそう決定されたので、白熱している3人を何とか説得し、
今ようやくボーリング場から出てきたところだ。
「まだやり足りなかったのに〜…」
そうは言ってもだな…
無駄に目立って、統合思念体の命令とやらを
等閑にするような事態になってもいいのか、朝倉は?
「それは、ダメだけど…」
「冷静になってみれば、彼の判断は賢明だったと思います」
「迂闊だった…これほどまでに夢中になってしまうとは…」
まあ…彼女等に楽しみが出来たのはいい事だよな。
今度また連れてきてやろう。
さて、この後の予定も特にないので、またぶらっとし始める。
とは言っても、もう夕刻を回っているのでそんなに時間もあるわけではない。
ここでいつもなら長門宅に言って夕飯…という形を取っているわけだが。
…よし、今日は皆で飯でも食うか。
「どうせだから、夕飯の材料でも買っていかないか?」
「あら、いいですね。みんなでお夕飯というのも楽しそうです」
「賛成」
「私もいい考えだと思うわ。でも、何を作る?」
果たして3人の同意は得られたが、さて、何を作ろうか…。
まあ、この時点で俺の頭の片隅にはあるメニューがすでに浮かんでいたわけだがな。
そうして、デパートの地下食品売り場で買い物を済ませた俺たちは、
一路、長門宅へとやってきていた。
一通りの準備は済ませたので、後は調理に取り掛かるだけだ。
「へぇ〜、キョン君って料理できたんだ?」
「独り立ちして困らない程度にはな。料理には結構興味あるし、親にやらされたりもしたしな」
「ふぅ〜ん、意外な才能ね」
む、意外とは失礼な。まるで俺に才能が無きに等しいみたいじゃないか。
いや、俺自身才能云々には無縁だとは思っているが…。
「ですが、そういった才能を持っているという事は、素晴らしい事だと思いますよ?」
「そんな大層な事じゃないですよ」
本当にそう思っていただけに、面と向かってそう言われると照れちまうな。
さて、ちなみに今日の献立だが、
「あなたがどんなコロッケを作るのか、興味がある」
以前、長門が作ってくれた事もあり、
俺流のコロッケを作ってやるという約束をしたので、
今回それを果たそうってわけだ。
とは言っても、基本的な作り方は変わらないと思うけどな。
ただ、一部違うのはきっとここだろうな。
「じゃがいもがまだマッシュになっていない、形が残っている」
「あえて形を残しているのさ。完全にマッシュにしちまうより、じゃがいも食ってるって実感があってだな。要は、これが俺流なのさ」
「なるほど…あなたの好みを覚えておく…」
ふむ、今度作ってもらえるのが楽しみだね。
「じゃがいもがいくつか余ってるみたいだけど、これはどうするの?」
「あぁ、それは後でポテトサラダにでもするから、皮剥いて切っておいてもらえるとありがたい」
余談だが、俺の家ではいつも余分にじゃがいもを買っておき、
その余ったじゃがいもを使ってポテトサラダにするんだ。
じゃがいもは比較的安く購入できるし、素朴な味だし、いいもんだろう?
だから、じゃがいも尽くしだろうが問題は何もないのさ。
「キョン君、じゃがいもと野菜を切っておいたわよ」
「あぁ、サンキュー。じゃあ、そいつを…長門、混ぜておいてもらえるか?」
「わかった」
長門は、朝倉からじゃがいも、玉ねぎ、きゅうりの入ったボールを渡される。
それにマヨネーズを入れて混ぜるだけなのだが…
何故か、長門はボールをじっと見たまま動かない。
「…長門、どうした?」
「…これもマッシュにしない方がいい?」
お、なかなか飲み込みが早いね。俺の好みで行けばそうだな。
「あなたの事なら、一度聞いたら絶対に忘れない」
うむ、嬉しいね。
しかし、一応朝倉と喜緑さんもいるから、少しは控えた方がいいかもな。
さっきから、朝倉と喜緑さんの視線と笑顔がだな…
「気にする事はない、私たちの事は二人共知っているのだから」
「ん、まあそうなんだがな…」
そんな堂々としている長門が、たまに羨ましくなるよ。
俺はチキンだからな、長門みたいになるにはもう少しかかりそうだ。
さて、そんなこんなで料理も終了し、食卓にはコロッケとサラダが並んでいる。
俺にしては、出来はいい方かもしれん。
問題は味の方だが…
「さぁ、皆食べてみてくれ」
「では、いただきます」
「いただきま〜す」
「…いただきます」
各々が口元へと料理を運ぶ。
緊張の一瞬…すごくどきどきしてきたぞ。
今まで幾度と料理を作っては来たし、他人にも食べさせた事はあるが、
ここまで緊張するのは初めてだ…。
『………』
三人分の沈黙…かなり長い時間に感じる上に、苦しいもんだな。
「…どう…かな?」
「キョン君、あなた…」
朝倉が口を開く…口に合わなかったか…?
文句でも言われるのか…それはかなりショックだな…。
だが、それも受け入れないと、料理の腕は上達しない…腹をくくるか!
そう覚悟を決める俺…
だが、朝倉の発した一言は、俺の予想を裏切る形となった。
「すごいわ、どうやったらこんなに美味しく作れるの!?」
「へ…?」
思わぬ朝倉の反応に、俺はついマヌケな声を漏らしてしまった。
しかし、心の中ではかなりほっとしている。
俺はどうやら悪いイメージをする傾向にあるらしいから、
その安堵感はまた格別だ。
「本当ですね、こんなに美味しいお料理は食べた事がないかもしれません」
喜緑さん、それはオーバーすぎやしませんか?
しかし、その一言も俺にとってはかなり嬉しいものだ。
そして、一番気になる長門の反応は…
「美味しすぎて、もう全部食べ終わってしまった」
うお、はやっ!
しかし、そんなにがっつく位美味かったのか…
頑張って作った甲斐があったぜ…あ、涙が出そう…
「キョン君、きっといい主夫になれるわね」
残念ながら、主夫になるつもりはないな〜。
たまに自分の気が向いた時に料理するのが一番だからな。
「でも、本当に…私たち専属の主夫にでもなってほしい位ですね」
またまたオーバーな…喜緑さんは持ち上げるのがお上手ですね。
「あら、これは本音ですよ?あなたは才能を持っていると思っていますから」
むぅ、言われて嬉しいのだが、やはりそう面と向かって言われると照れる…。
どうやら、喜緑さんには頭が上がらなそうだな。
「ダメ、彼は誰にも渡さない」
はは…長門にも違う意味で頭が上がらないかもな。
その後は、4人でトランプをしたり、テレビを見ながら雑談したりと、
当たり障りのない内容で遅くまで過ごした。
気づけばもう23時を回ったところか…さすがにそろそろ帰らないと、
うちの母親も心配するに違いない。
だが…
「え〜、キョン君帰っちゃうの?」
いやぁ、うちの親が何言うかわからんし…
「適当に、友達のところに泊まるって言えばいいんじゃない?」
適当にって…そんな事言われてもなぁ。
喜緑さん、朝倉の説得をお願いしますよ。
「ごめんなさい、どちらかと言うと私も、もう少し夜更かしをしたい気分ですので…」
げげ…喜緑さんまで、マジですか?
あー、長門は言うまでもなく…
「………」
ずっと無言でこちらを見つめている。
その目にはかなりの期待が込められている…やれやれ。
こうして、俺が帰るのを問屋は許してくれなかったようだ。
そんなわけで、お袋は何とか言いくるめる事に成功し、
今夜は長門宅に泊まっていく事になった。
その後も盛り上がっていた俺たちは、時間が経つのもすっかり忘れていた。
気づけばもう深夜2時を回っているところだった。
「ふぁ…さすがにそろそろ眠いな…」
「あらそう?私はまだまだいけるわよ?」
朝倉よ…女の子が夜更かしは、本当は肌とかにもよくないんだぞ?
「ヒューマノイドインターフェースである私たちには、必ずしも睡眠は必要じゃないのよ」
はぁ…さすがは人知を超えた存在だな。
寝るのが至福な俺にとっては考えられんが。
「ふふ、朝倉さんはこうやって皆さんで一緒にいることが余程楽しいのですね」
ふむ、喜緑さんが言う事も、成るほど、一理ある。
そう考えたら、たまにならこういうのもいいかな…と思えて来るんだよな。
「しかし、俺は平凡な人間なんだ、睡眠とらないと死んでしまう」
まあ、それは大げさだが、眠いのを我慢するのはよくないと思っているんでな。
「わかった、布団を用意する」
あぁ、ありがたいね。布団で寝る事の出来る幸せったらないね。
しかし、泊まらせてもらう身としては、家主に任せきりは申し訳ない。
そう思い、和室へ手伝いに顔を出したのだが…
「長門、手伝う…えーと、これは一体?」
「布団を敷いている」
いや、それは見ればわかるよ?
問題は、何で布団が4つあるのかなって事なんだ。
しかも、真ん中の布団を囲むようにして3つの布団が並んでいる。
「寝るための部屋はここしかない。皆で一緒に寝るのが妥当だと思われる」
それはわかるが、何もこんな敷き方をしなくてもいいんじゃないか…
とう言おうとしたところで、朝倉と喜緑さんが部屋へ入って来た。
2人は3つのうちの2つの布団にそれぞれ入った。
そして、長門は余った1つに入った…
これは、一体何の陰謀だ?
これではまるで、俺が真ん中の布団に入れと言っているようなもんじゃないか。
「え、そうじゃなかったの?」
「あなたは真ん中の布団で寝るべき」
「私たちの事はお気になさらずに」
思い思いの事を口にする彼女等…
はぁ…長い夜になりそうだぜ。
Holiday spent with them5に続く
長キョンの一言物申す+αα
*CommentList
- [いつも見ています。] by ゆっち
- 初めまして。
ほぼ、毎日アクセスしているゆっちと申します。
いつも、SS読ませていただいています。
いやぁ、ほのぼのした感じが堪らなく良いです☆
毎日、寝る前に読むコトが日課になりつつありますよ(笑)
今回のお話も、続きがとても楽しみです。
長門さんとキョンくんのラブラブぶりも、もっと見たいです♪
ご多忙のことと思いますが、執筆活動応援しています。
頑張ってください☆
長文失礼いたしました。
- [] by aoi
- めがっさハーレムですね。
どんな言い訳をするのか楽しみです。
- [] by ういろう
- キョン株急上昇中。
朝倉さんや喜緑さんに目をつけられて
長門さんも心穏やかではなさそうですね。
お泊りの夜に何が起こるのか……。
- [] by asakura505
- 週始めの仕事のダルさといったらありませんよねー。
むー、料理のできる男はいいですね。
今の時代コロッケ作りはとワードエクセルは必須のスキルですねー。
キョンと入れ替わりたいー、と言いたい所ですが、このような豪華なメンバーと一緒の部屋に寝るなんて……失神してしまいそうですw
- [] by しろっこ☆とジ・O
- 名前ハルヒシリーズと関係無いのは気にするな。
ども、始めまして人生の負け組しろっこ☆とジ・Oです
おとといくらいからういろう氏のサイトから飛んできました。
さてこのサイトの小説を読んで感じたことは、
長門かわいすぎる・・・(*´ω`)
ええ、もう読みながら悶えてましたよ。
布団の上で悶えてましたよ私は。
売られている小説を読み尽くし、なんかないの〜?とネットをさまよいようやく僕が望んでいたサイトにたどり着けましたよ・・・
これからもお仕事大変でしょうが頑張ってくださいまし
^^
- [No Tag]
2007.08/06 [Mon]
SS「Holiday spent with them3」
お久しぶりとなりました、間が空いてしまい大変申し訳ありません(汗
▼追記の開閉
先週金曜日は、身の回りの事をちゃちゃっとやり終えてぱぱっと
帰ってきました。じゃないと、またいつサポートからの
電話に苛まれないといけないかわかったものじゃないので(汗
とりあえずこの休み中だけは、エラー対応なんかは忘れて、
羽を伸ばそうかな〜と…えと、現実逃避です、すいません(ぁ
まずは、今まで溜まっていた事をやっておきたいなーと。
もちろん、仕事ではないもので!
好きな漫画やゲームがあっても、読んだりやったりする暇はほとんど
ないもので…ある程度かたをつけようかなと。
はい、そんなサクヤの余談でした。
こちら、お返事コーナーですー。
aoiです。…だいぶキてますねぇ、頑張ってください!>
だいぶキてますが…めげずに頑張ってますよ!
応援ありがとうござます〜。
無駄に張り切ってみたあとがきですが、
たくさんの方が拍手をしてくださったみたいで…
本当にありがとうございますっ。
元気をたくさんいただきました〜。
さて、以下本編です。
とりあえず身近なネタから取ってきましたが。
うーん、少しぐだぐだになった気が…(汗
いつもの事ですがすみません。
内容はそんな濃くないかもしれませんが、
次回の布石と言う事で宜しくお願いしまーっす。
では、どうぞ〜。
Holiday spent with them3
さて、美味い昼食を食い終えた俺たちは、
またデパート内をぶらぶらする事にした。
といっても、デパートで出来る事は正直限られているな。
こういうとこでは大抵屋上あたりでヒーローショーがあったりするが、
まさかこの年で行く気もないし、興味もない…と思う。
最近のはどんなのがやっているかとか、それ位は気にならなくもない。ただそれだけだ。
3人の女性陣は興味があったようだけどな。
そういや、生まれてまだ4年しか経っていない事になってるもんな。
とてもそんな風には見えないけどな。
「次はどこ行く?」
朝から笑顔の耐えない朝倉は、
次の目的地を今か今かと待ち望んでいるようだ。
やっぱりめちゃめちゃ楽しんでるじゃないか。
いや、微笑ましい事だけどな。
「私は後は皆さんにお任せします。皆さんと一緒にいられるだけで私は満足ですので」
喜緑さんの慈愛に満ちたお言葉には癒されるね。
ここにいる誰もが、きっと喜緑さんと同じ事を考えているだろう。
有機アンドロイドとかそんなのはただの飾りでしかないのさ。
「…」
「長門、どうした?」
気づくと、長門は一点をじっと見つめている。
「あそこに行きたいのか?」
「行きたい」
長門から意志表示をするなんて珍しい事だ。
それだけ興味を引いたのだろう。
さて、長門の興味を引いたものとは…
「いいか、この玉を使ってピンを倒せばいいんだ」
ボーリングだ。
デパートの中にボーリング場があるなんて珍しいのだが、
その珍しさ故、人も結構多い。
朝倉も喜緑さんも興味を持ったようで、
ボーリング場に行く事に相成ったというわけさ。
まぁ、俺は上手くなければ下手でもない、至って平凡なスコアの持ち主だ。
えーと…確か120前後か?
「ふ〜ん、200とか取ったらすごいの?」
「そうそうはでるもんじゃないな。アマチュア大会でならいい線行けるんじゃないか?」
200なんてスコアは、今まで直に見たことがないから何とも言えないところなんだが。
「俺がまず投げてみるから、それをみんなも真似してくれればいい」
そう言い、俺は精神統一をし、ゆっくりとフォームに入る。
あんまり意味ないとか言わないでくれ。
こういうのは形から入るのが大事なんだよ。
俺の放った玉が蹴散らしたピンの数はと言うと…
「8本」
「出だしはまずまずってとこか」
残り2本は右端に立っている。
一見簡単に倒せそうだが、一本だけで終わってしまう事なんてざらなんだよな。
「頑張って…」
「リラックスして投げれば大丈夫ですよ」
「取れなかったら刺しちゃうわよ?」
…最後の言葉は置いといて。
みんなの声援が嬉しいね。
俺は心を落ち着け、2投目を投げ…
「見事なスペアでしたね」
「かっこよかった」
「ちぇ〜、残念」
おい、長門と喜緑さんはいいとして、何故朝倉は残念がる。
ていうか、そんなに俺を刺したいのか?
「あら、私流の冗談じゃない」
いや、冗談だって事位わかるんだが…
やはり嫌なプレッシャーはかかるもんだぞ、勘弁してくれ。
「あら、ごめんね?」
全く…手を合わせていつぞやのウインクを見せられたらな…
こいつも茶目っ気が出てきたって事にしといてやろう。
さて、次は長門の番だ。
「長門、大丈夫か?」
「大丈夫、ちゃんとボールの軌道まで計算済み」
ここで情報能力を使うのは反則な気がしなくもないが…
そう考えているうちに、長門が1投目を投げた。
長門なら難なくストライクあたり出しそうなもんだが、
予想外な事にボールはコース脇へと寄せられていき、一本だけかすっただけだった。
「私の計算に狂いはなかったはず、なぜ…?」
「コースには油が塗ってあるんですよ。それを計算に入れ忘れたんじゃないですか?」
なるほど…
しかし、長門にもおっちょこちょいなとこがあるんだな。
ますます好きになったぞ。
「…ばか」
そんな照れ隠しで言われても、ますます可愛いだけなんだがな。
さすがに口には出さないが。
「次こそは…」
長門が流麗なフォームで投球…
「あなたとお揃い」
「さすが、長門さんってとこかしら」
2投目でもうコツを掴んだ感じがするな。
「今度は私の番ね」
そう、意気揚々と投球に入る朝倉。
自信満々に見えるが、その自信の根拠は何だろうか。
しかし、そんな考えを余所に、朝倉の投げた玉はど真ん中のいいコースだ。
これは誰もがストライクだと思った。
が、しかし。
惜しくも左端にピンが残る形になってしまった。
「うぅん、惜しいなぁ…」
あぁ、かなり惜しい。
ていうか、初心者の腕だとはとても思えん。
結局、朝倉もちゃっかり最後の一本を倒してスペアとなった。
さて、最後の投球者は喜緑さんだ。
その柔らかい笑顔を携えながら玉を持っている姿は、
よくわからんがかなりの癒し効果があるな。
喜緑さんは、果たしてどう来るのか。
一見すると、可愛く玉を両手で転がすようなイメージが湧いてくる。
が、俺はそんな常識が通じるとは思ってないがな。
「では、参りますね」
これまた、長門とは違う可憐さを伴ったフォームで投球した玉は…
全てのピンを倒していた。
言わずもがな、ストライクだ。
「ふぅ、何とか取れましたね」
「え〜、ここは空気を読んで、江美里もスペアじゃないの〜?」
まるで、多人数の中に一人はいそうなやつと同じような事を言い始める朝倉。
「あら、失礼しました。どうも勝負事になると手加減がてきないもので…」
そうだったのか…?
喜緑さんも負けず嫌いと…メモメモ…って、何してんだ俺は。
それにしても、喜緑さんも負けず嫌いとはね。
ヒューマノイドインターフェースってのは負けず嫌いが多いのか?
そんなこんなで、1投目を終えた時点でスコアはすごい事になっている。
何だ、スペア3にストライクって。
まぁ、俺だってそうスペアやストライクを出せるわけじゃないし、たまたまだろう。
が、そんな甘い考えが通用するはずもなかった。
俺はそれを失念していたんだ。
「ねぇ、スコアが一番低かった人は罰ゲームにしない?」
朝倉がそんな事を言い出した。
何だろうね、こう…ハルヒとかぶるのは。
ハルヒに感染させられたのか、これが本当に素なのか…。
まぁ、今回ばかりは運も左右してくるし、
罰ゲームがあった方が盛り上がるだろう。
…なんて考えていた。
しかし、9投目を投げ終える頃には、
スコアはそんな余裕は消え失せていた。
何でみんな俺より20点程高いんだ。
さっきまで初心者だったのに…
いや、常識は通用しない事位わかっちゃいるが。
あの時なぜ罰ゲームを快諾してしまったのか。
淡い期待を持ってしまったんだな、人間誰でもそういう事はあるだろう?
そんなわけで、最後のゲームだ。
ここでストライクを3回出し、
他の3人がストライクかスペアを出さなければ俺の勝ちだが…
正直厳しいな。
こいつらだってそんなヘマはしないだろう。
だが、最後まで何があるかわからないもんだ。
そう信じ、俺は渾身の一球を放った!
「ま、まぁそういう事だってあるわよ…ね?」
俺の渾身の一球は、力みすぎてガーターとなった。
どうやら俺は罰ゲームとは切っても切れない何かで結ばれているらしい。
そんなもんは断固拒否したいんだがね。
ちなみにスコアだが、
喜緑さんが150、長門145、朝倉140、俺120と言った感じだ。
仕方ない、承諾しちまったしな。
しかし、飲み物を奢る程度のもんなら安い方だけどな。
「ありがと、キョン君」
「ありがとう」
「何だか申し訳ないですね…」
おぉ、今日は喜緑さんが神々しく見えるぞ。
「江美里、罰ゲームなんだから遠慮しちゃだめよ」
喜緑さんとは正反対に容赦ねぇな、朝倉は。
しかし、今考えてみると思うところがある。
このメンバーは、限りなくSOS団のメンバーに似ているのではないだろうか?
長門はもちろん長門だとして、
喜緑さんは朝比奈さんを彷彿とさせるし、
朝倉はハルヒと似ているし。
このメンバーで一緒にいてあんまり気兼ねしないのは、
そう言った理由も含まれているんだろうね。
「あ、一つ勘違いしてるみたいだけど」
「…勘違い?」
朝倉が急に発した言葉の意味がわからない。
「私のこの性格、涼宮さんをトレースしてみたの」
は…?
何故そんな事をする必要があるんだ?
「涼宮さんとあなたはすっごく仲がいいじゃない?
だから、私も同じようにしたら仲良くしてもらえるのかなーって…」
…全く、こいつときたら。
結局、本当は健気で優しい学級委員さんって事か。
「朝倉、それは間違っているぞ」
「え…?」
そうだ、間違っている。
そりゃ、確かにそれはそれで楽しめるかもしれないが…。
「ハルヒをトレースしたって、それは結局お前自身じゃないだろ?
今日俺は、『朝倉涼子』と仲良くしたいんだぜ?」
それを聞くや否や、涙目になる朝倉。
「うん…ありがとうっ!」
やれやれ、やっといつもの朝倉に戻ったって感じだな。
この3人は人間を遥かに凌駕する情報端末なのかもしれんが、
この人間らしさが人間以上でも以下でもあるわけがない。
俺は、彼女等が本当に人間らしい生活を手に入れられる事を、改めて願った。
そんな土曜日の夕時。
Holiday spent with them4に続く
長キョンの一言物申す+αα
ちょっと今回は覇気がなかったですかねぇ…。
ボーリングネタなので、もっと色々書けるかと思ったのですが、
なかなか上手く書けませんでしたねぇ(´・ω・`)
次回はもう少し覇気が出るような内容だと思っているので、
そちらにご期待くださいっ。
先週金曜日は、身の回りの事をちゃちゃっとやり終えてぱぱっと
帰ってきました。じゃないと、またいつサポートからの
電話に苛まれないといけないかわかったものじゃないので(汗
とりあえずこの休み中だけは、エラー対応なんかは忘れて、
羽を伸ばそうかな〜と…えと、現実逃避です、すいません(ぁ
まずは、今まで溜まっていた事をやっておきたいなーと。
もちろん、仕事ではないもので!
好きな漫画やゲームがあっても、読んだりやったりする暇はほとんど
ないもので…ある程度かたをつけようかなと。
はい、そんなサクヤの余談でした。
こちら、お返事コーナーですー。
aoiです。…だいぶキてますねぇ、頑張ってください!>
だいぶキてますが…めげずに頑張ってますよ!
応援ありがとうござます〜。
無駄に張り切ってみたあとがきですが、
たくさんの方が拍手をしてくださったみたいで…
本当にありがとうございますっ。
元気をたくさんいただきました〜。
さて、以下本編です。
とりあえず身近なネタから取ってきましたが。
うーん、少しぐだぐだになった気が…(汗
いつもの事ですがすみません。
内容はそんな濃くないかもしれませんが、
次回の布石と言う事で宜しくお願いしまーっす。
では、どうぞ〜。
Holiday spent with them3
さて、美味い昼食を食い終えた俺たちは、
またデパート内をぶらぶらする事にした。
といっても、デパートで出来る事は正直限られているな。
こういうとこでは大抵屋上あたりでヒーローショーがあったりするが、
まさかこの年で行く気もないし、興味もない…と思う。
最近のはどんなのがやっているかとか、それ位は気にならなくもない。ただそれだけだ。
3人の女性陣は興味があったようだけどな。
そういや、生まれてまだ4年しか経っていない事になってるもんな。
とてもそんな風には見えないけどな。
「次はどこ行く?」
朝から笑顔の耐えない朝倉は、
次の目的地を今か今かと待ち望んでいるようだ。
やっぱりめちゃめちゃ楽しんでるじゃないか。
いや、微笑ましい事だけどな。
「私は後は皆さんにお任せします。皆さんと一緒にいられるだけで私は満足ですので」
喜緑さんの慈愛に満ちたお言葉には癒されるね。
ここにいる誰もが、きっと喜緑さんと同じ事を考えているだろう。
有機アンドロイドとかそんなのはただの飾りでしかないのさ。
「…」
「長門、どうした?」
気づくと、長門は一点をじっと見つめている。
「あそこに行きたいのか?」
「行きたい」
長門から意志表示をするなんて珍しい事だ。
それだけ興味を引いたのだろう。
さて、長門の興味を引いたものとは…
「いいか、この玉を使ってピンを倒せばいいんだ」
ボーリングだ。
デパートの中にボーリング場があるなんて珍しいのだが、
その珍しさ故、人も結構多い。
朝倉も喜緑さんも興味を持ったようで、
ボーリング場に行く事に相成ったというわけさ。
まぁ、俺は上手くなければ下手でもない、至って平凡なスコアの持ち主だ。
えーと…確か120前後か?
「ふ〜ん、200とか取ったらすごいの?」
「そうそうはでるもんじゃないな。アマチュア大会でならいい線行けるんじゃないか?」
200なんてスコアは、今まで直に見たことがないから何とも言えないところなんだが。
「俺がまず投げてみるから、それをみんなも真似してくれればいい」
そう言い、俺は精神統一をし、ゆっくりとフォームに入る。
あんまり意味ないとか言わないでくれ。
こういうのは形から入るのが大事なんだよ。
俺の放った玉が蹴散らしたピンの数はと言うと…
「8本」
「出だしはまずまずってとこか」
残り2本は右端に立っている。
一見簡単に倒せそうだが、一本だけで終わってしまう事なんてざらなんだよな。
「頑張って…」
「リラックスして投げれば大丈夫ですよ」
「取れなかったら刺しちゃうわよ?」
…最後の言葉は置いといて。
みんなの声援が嬉しいね。
俺は心を落ち着け、2投目を投げ…
「見事なスペアでしたね」
「かっこよかった」
「ちぇ〜、残念」
おい、長門と喜緑さんはいいとして、何故朝倉は残念がる。
ていうか、そんなに俺を刺したいのか?
「あら、私流の冗談じゃない」
いや、冗談だって事位わかるんだが…
やはり嫌なプレッシャーはかかるもんだぞ、勘弁してくれ。
「あら、ごめんね?」
全く…手を合わせていつぞやのウインクを見せられたらな…
こいつも茶目っ気が出てきたって事にしといてやろう。
さて、次は長門の番だ。
「長門、大丈夫か?」
「大丈夫、ちゃんとボールの軌道まで計算済み」
ここで情報能力を使うのは反則な気がしなくもないが…
そう考えているうちに、長門が1投目を投げた。
長門なら難なくストライクあたり出しそうなもんだが、
予想外な事にボールはコース脇へと寄せられていき、一本だけかすっただけだった。
「私の計算に狂いはなかったはず、なぜ…?」
「コースには油が塗ってあるんですよ。それを計算に入れ忘れたんじゃないですか?」
なるほど…
しかし、長門にもおっちょこちょいなとこがあるんだな。
ますます好きになったぞ。
「…ばか」
そんな照れ隠しで言われても、ますます可愛いだけなんだがな。
さすがに口には出さないが。
「次こそは…」
長門が流麗なフォームで投球…
「あなたとお揃い」
「さすが、長門さんってとこかしら」
2投目でもうコツを掴んだ感じがするな。
「今度は私の番ね」
そう、意気揚々と投球に入る朝倉。
自信満々に見えるが、その自信の根拠は何だろうか。
しかし、そんな考えを余所に、朝倉の投げた玉はど真ん中のいいコースだ。
これは誰もがストライクだと思った。
が、しかし。
惜しくも左端にピンが残る形になってしまった。
「うぅん、惜しいなぁ…」
あぁ、かなり惜しい。
ていうか、初心者の腕だとはとても思えん。
結局、朝倉もちゃっかり最後の一本を倒してスペアとなった。
さて、最後の投球者は喜緑さんだ。
その柔らかい笑顔を携えながら玉を持っている姿は、
よくわからんがかなりの癒し効果があるな。
喜緑さんは、果たしてどう来るのか。
一見すると、可愛く玉を両手で転がすようなイメージが湧いてくる。
が、俺はそんな常識が通じるとは思ってないがな。
「では、参りますね」
これまた、長門とは違う可憐さを伴ったフォームで投球した玉は…
全てのピンを倒していた。
言わずもがな、ストライクだ。
「ふぅ、何とか取れましたね」
「え〜、ここは空気を読んで、江美里もスペアじゃないの〜?」
まるで、多人数の中に一人はいそうなやつと同じような事を言い始める朝倉。
「あら、失礼しました。どうも勝負事になると手加減がてきないもので…」
そうだったのか…?
喜緑さんも負けず嫌いと…メモメモ…って、何してんだ俺は。
それにしても、喜緑さんも負けず嫌いとはね。
ヒューマノイドインターフェースってのは負けず嫌いが多いのか?
そんなこんなで、1投目を終えた時点でスコアはすごい事になっている。
何だ、スペア3にストライクって。
まぁ、俺だってそうスペアやストライクを出せるわけじゃないし、たまたまだろう。
が、そんな甘い考えが通用するはずもなかった。
俺はそれを失念していたんだ。
「ねぇ、スコアが一番低かった人は罰ゲームにしない?」
朝倉がそんな事を言い出した。
何だろうね、こう…ハルヒとかぶるのは。
ハルヒに感染させられたのか、これが本当に素なのか…。
まぁ、今回ばかりは運も左右してくるし、
罰ゲームがあった方が盛り上がるだろう。
…なんて考えていた。
しかし、9投目を投げ終える頃には、
スコアはそんな余裕は消え失せていた。
何でみんな俺より20点程高いんだ。
さっきまで初心者だったのに…
いや、常識は通用しない事位わかっちゃいるが。
あの時なぜ罰ゲームを快諾してしまったのか。
淡い期待を持ってしまったんだな、人間誰でもそういう事はあるだろう?
そんなわけで、最後のゲームだ。
ここでストライクを3回出し、
他の3人がストライクかスペアを出さなければ俺の勝ちだが…
正直厳しいな。
こいつらだってそんなヘマはしないだろう。
だが、最後まで何があるかわからないもんだ。
そう信じ、俺は渾身の一球を放った!
「ま、まぁそういう事だってあるわよ…ね?」
俺の渾身の一球は、力みすぎてガーターとなった。
どうやら俺は罰ゲームとは切っても切れない何かで結ばれているらしい。
そんなもんは断固拒否したいんだがね。
ちなみにスコアだが、
喜緑さんが150、長門145、朝倉140、俺120と言った感じだ。
仕方ない、承諾しちまったしな。
しかし、飲み物を奢る程度のもんなら安い方だけどな。
「ありがと、キョン君」
「ありがとう」
「何だか申し訳ないですね…」
おぉ、今日は喜緑さんが神々しく見えるぞ。
「江美里、罰ゲームなんだから遠慮しちゃだめよ」
喜緑さんとは正反対に容赦ねぇな、朝倉は。
しかし、今考えてみると思うところがある。
このメンバーは、限りなくSOS団のメンバーに似ているのではないだろうか?
長門はもちろん長門だとして、
喜緑さんは朝比奈さんを彷彿とさせるし、
朝倉はハルヒと似ているし。
このメンバーで一緒にいてあんまり気兼ねしないのは、
そう言った理由も含まれているんだろうね。
「あ、一つ勘違いしてるみたいだけど」
「…勘違い?」
朝倉が急に発した言葉の意味がわからない。
「私のこの性格、涼宮さんをトレースしてみたの」
は…?
何故そんな事をする必要があるんだ?
「涼宮さんとあなたはすっごく仲がいいじゃない?
だから、私も同じようにしたら仲良くしてもらえるのかなーって…」
…全く、こいつときたら。
結局、本当は健気で優しい学級委員さんって事か。
「朝倉、それは間違っているぞ」
「え…?」
そうだ、間違っている。
そりゃ、確かにそれはそれで楽しめるかもしれないが…。
「ハルヒをトレースしたって、それは結局お前自身じゃないだろ?
今日俺は、『朝倉涼子』と仲良くしたいんだぜ?」
それを聞くや否や、涙目になる朝倉。
「うん…ありがとうっ!」
やれやれ、やっといつもの朝倉に戻ったって感じだな。
この3人は人間を遥かに凌駕する情報端末なのかもしれんが、
この人間らしさが人間以上でも以下でもあるわけがない。
俺は、彼女等が本当に人間らしい生活を手に入れられる事を、改めて願った。
そんな土曜日の夕時。
Holiday spent with them4に続く
長キョンの一言物申す+αα
ちょっと今回は覇気がなかったですかねぇ…。
ボーリングネタなので、もっと色々書けるかと思ったのですが、
なかなか上手く書けませんでしたねぇ(´・ω・`)
次回はもう少し覇気が出るような内容だと思っているので、
そちらにご期待くださいっ。
*CommentList
- [] by asakura505
- お疲れ様です。
夏休みなのですね。
じっくり骨休めしてください。
間が空いている期間でいえば、
自分のが全然長いので、
なんか逆に自分の胸が痛いところですw
朝倉さんがハルヒと雰囲気が似ていたのは、
トレースしていたからなんですか。
なるほど。
言われてみれば、
確かに先回からそういう雰囲気がありました…。
それにしてもボウリング120って、
普通なスコアなんですか・・・。
いつだか一緒に行った友人の何人かが、
ことごとく90をきっていたので、
それに比べるとすごいレベルですねw
- [] by aoi
- お疲れ様です。
喜緑さんは少し自分を抑えているような感じですね。
やっぱり素になれるのは「彼」と二人っきりのときなのだけでしょうか・・・?なんて。
ともかく、楽しみにしています。
がんばってください♪
- [] by ういろう
- お久しぶりになります。
お仕事のほうがだいぶたてこんでいらっしゃる
ようですね。僕も十月まで大変なことに
なりそうで焦ってますがw
TFEIというちょっと変わった娘さんたちが
普通の女の子として人間のキョンと普通の
日常を過ごしているという風景は実に清々しい
ものを感じますね。普通であるということは
ここまで素晴らしいものなのですね。
続きも期待して待っておりますが、あまり
無茶はされませんように。それでは。
- [No Tag]
未完成と可能性という言葉が印象的でした。
物語も真っ白な一枚目から大団円に向けて収束していく軌跡こそ美しいものですし。あれ?何か違う気がしてきましたが、その辺は気にせずに。
ではでは。